家づくりの流れを知りたい→CLICK

スバル・アイサイトツーリングアシストがすごい進化!ver2とver3との違いは?

スポーティなステーションワゴンとして人気の高いレヴォーグがビッグマイナーチェンジを果たしました。スバルの代名詞ともなったアイサイトも、新型レヴォーグを気に4世代目に進化しました。

いわゆる予防安全と呼ばれるもので、衝突する前に事故を回避するための機能になります。スバルは、衝突してしまった時の安全性能も非常に高いメーカーですが、予防安全は「ぶつからないクルマ」として安全性能を代表する機能として他社に先駆けて採用しました。それが7年前です。そこから、スバルはずっと国内の予防安全をリードしてきいます

そして現在、アイサイトはアイサイトツーリングアシストと名前を変え、自動運転に一歩足を進めた、次の領域へ踏み出しています

でも、今までのアイサイトとアイサイトツーリングアシストとの違いってわかりにくいかと思います。そこで今回、旧バージョンとの比較をしてみました。

目次
家づくりを始める方に読んでほしい記事

これから家づくりを始めるという方にまず読んでいただきたい記事です。
複数のハウスメーカーから間取り提案資金計画一括資料請求する方法について紹介しています。

家づくりを始める方に読んでほしい記事 >>

アイサイトver2 

アイサイトver2搭載車

  • エクシーガクロスオーバー7
  • XVハイブリッド

 現在、ver2を採用している車は2種しかありません。中古車などでスバル車を勝った場合は、ver2が主流でしょう。ver2であっても、現行の他社の自動ブレーキと同等かそれ以上の性能があります

参考:【最新2016年】ぶつからない車ランキングTOP10!自動ブレーキを評価で徹底比較 | MOBY [モビー]

アイサイトver2の機能

  1. プリクラッシュブレーキ (30km/h以下の衝突回避、もしくは被害軽減) 
  2. 全車速追従機能付クルーズコントロール(0km/h〜100km/h先行者追従。40km/h〜100km/hの定速走行)
  3. AT誤発進抑制制御(前方のみの飛び出し抑制)
  4. 警報&お知らせ機能(50km/h以上時のふらつき・40km/h以上時の車線逸脱への警告)

「ぶつからないクルマ」として話題となったのが、ver2です。他社に3年ほどのアドバンテージをつけたかのような機能であったため、現在であっても、見劣りはしませんね。基本性能は、ver3やツーリングアシストとそれほど大きな違いはありません。 

アイサイトver3

アイサイトver3搭載車

  • 旧型レヴォーグ
  • 旧型WRX
  • インプレッサ
  • レガシィ
  • アウトバック
  • フォレスター
  • XV

2017年時点では、殆どの車両に採用されているのが、ver3ですね。他社の自動ブレーキ・ACC(アダプティブクルーズコントロール)の性能で追いつけている車はかなり限定されます。スバルの車を買う大きなアドバンテージですね。

アイサイトver2からの改良点

  1. ステレオカメラの視野角・視認距離を40%向上
  2. ステレオカメラのカラー画像化により、ブレーキランプ認識
  3.  プリクラッシュブレーキ の速度範囲拡大、30km/hから50km/hまでに拡大 
  4. アクティブレーンキープ(60km/h以上で走行時、車線からの逸脱抑制・65km/h時で走行時の車線中央維持)
  5. AT誤発進・後進抑制制御(前方に加え、後方も飛び出し抑制)

自動ブレーキ性能がアップしています。これはステレオカメラのカラー化によるものです。これにより、前車のブレーキランプの点灯を認識できるようになりました。

逆に、警報&お知らせ機能については、「50km/h」以上時のふらつき検知が、「60km/h」以上でなければ判定しなくなっています。アクティブレーンキープが60km/hなので、その影響かもしれません。

性能は、ver2よりも格段に良くなり、他の車が横から割り込んできても先行者に即座に追従するし、前車のブレーキに応じて、違和感のないブレーキをかけてくれます。

アドバンスドセイフティパッケージをオプションでつけることができます。特に、後方からくる車を警告してくれる、スバルリヤビークルディテクションはほしいですね。

  1. ハイビームアシスト(ハイビーム自動制御)
  2. スバルリヤビークルディテクション(自車の後側方からの車接近を通知)

アイサイトツーリングアシスト(実質ver4)

f:id:nasukusu:20170715143335j:plain

アイサイトツーリングアシスト搭載車

  • 新型レヴォーグ
  • 新型WRX

 現在は、新型のレヴォーグ・WRXでのみ採用されています。全車速で車線中央維持になったことで、ぶつからないクルマを超えて、半自動運転(アクセルとブレーキが自動、操舵がほぼ自動)のレベルに達しています

アイサイトver3からの改良点 

  1. 後退時自動ブレーキシステム
  2. 全車速追従機能付クルーズコントロール(先行者追従・定速走行時の速度制限が緩和。0km/h〜120km/hに範囲拡大)
  3. 全車速車線中央維持(0km/h〜120km/hまでに範囲拡大)
  4. お知らせ機能に、ボイスアナウンス追加

それほど大きな変更点はないように思えますが、全車速車線中央維持が0km/hからになったことで、ほとんどの場面で自動運転になることができます。この機能がなければ、自動車は車線からはみ出さないように、ジグザグに曲がりながら進むことでしょう。そんな運転では、心配で運転を任せられないですよね。

まさに、自動運転とは、こうした安心できる運転が絶対条件です。そういう意味で、アイサイトの技術は、最も自動運転に近い技術の一つといえます。

ちなみに、アドバンスドセイフティパッケージは、アイサイトセイフティプラスを名前を変えて登場しました。今までのものに加えて、追加された機能は以下のものになります。

  1. スマートリアビューミラー(後方をカメラで見ることができる。)
  2. フロントサイドビューモニター(車に付いているカメラの映像を見ることができる)

バージョンの比較

違いを表すものがネット上になかったため、各アイサイトのバージョンの違いを表にしてみました。

機能ver2ver3ツーリングアシスト
ステレオカメラ白黒カラーカラー
プリクラッシュブレーキ30km/h以下50km/h以下50km/h以下
歩行者衝突回避35km/h以下35km/h以下
後退時自動ブレーキ
クルーズ先行者追従0〜100km/h0〜100km/h0〜120km/h
クルーズ定速走行40〜100km/h30〜100km/h0〜120km/h
誤発進抑制
誤後進抑制
ふらつき警報50km/h以上60km/h以上60km/h以上
車線逸脱警報40km/h以上40km/h以上40km/h以上
車間距離3段階3段階3段階
車線中央維持65km/h以上0km/h以上
車線逸脱抑制65km/h以上65km/h以上
停止保持
ボイスインフォメーション◯(オプション)
ハイビームアシスト◯(オプション)◯(オプション)
リアビークルディテクション◯(オプション)◯(オプション)

まとめ 

アイサイトの各バージョンの違いを見てきました。

どのバージョンでも、基本性能は非常に高いです。違いがあるとすれば、クルーズ性能でしょう。

最新のアイサイト では、半自動運転と言っても良い機能となっており、高速道路ではほとんど自動で運転できます。渋滞時にも活躍できるので、非常に助かる機能です。これは、運転者の疲労を軽減し、ひいては事故を起こしにくくしてくれます。スバルは、そうした総合的な機能により、車による事故を減らすことを本気で考えている会社と言えますね。

国産車の中では一番オススメできると思います。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次