ハウスメーカーや工務店はたくさんあって、大手だけでも両手でも足りないくらい存在します。
家電製品や、自動車だって大手と言われるメーカーはこんなに多くはないですが、住宅業界はほかの業界に比べてものすごく多くのメーカーがかかわっています。
住宅専門のメーカーもあれば、ビルやマンションを取り扱うメーカーもあったり、様々な特徴を持っているハウスメーカーですがそれらをすべて理解して選択することは難しいですよね。
今回、その選び方についてまとめましたので、ご参考になれば幸いです。
ハウスメーカーと工務店の違いから選ぶ
まずは、ハウスメーカーと工務店の違いについて理解し、それぞれの特徴からどちらが自分にとって最適なのかを考えましょう。
ハウスメーカー
ハウスメーカーとは、テレビCMを出しているような大手の有名企業のことです。積水ハウスとか、大和ハウス、セキスイハイム、へーベルハウスなどです。テレビCMを出していることから分かるように、価格は高めです。また、ある程度商品としての家が決まっているので自由度はそこまでではないこともあります。
ハウスメーカーは家の構造によって、鉄骨・ツーバイフォー(2✕4)・木造系の大きく3つに分けられます。
鉄骨ユニット系
- ヘーベルハウス
- 積水ハウス
- パナソニックホームズ
- セキスイハイム
- 大和ハウス
- トヨタホーム
鉄骨ユニット系のプチ解説
鉄骨ユニットは工場で生産したパーツを現場で組み合わせる方法です。大手ならではの工法で工場生産にすることで品質を一定にできるメリットがあります。
ツーバイフォー(2✕4) 系
- 一条工務店
- 三井ホーム
- 住友不動産
ツーバイフォー(2✕4) 系のプチ解説
家を柱ではなく、壁で支える工法です。耐震性に優れることが特徴です。ただ、壁の位置をずらせないので、リフォームなどは難しくなることがあります。
木造系
- 住友林業
- ミサワホーム
- クレバリーホーム
- ユニバーサルホーム
- アイフルホーム
- タマホーム
木造系のプチ解説
日本の昔からの工法です。在来工法とも呼ばれます。特殊な工法ではないので、リフォームなどでほかのハウスメーカーや工務店で行う場合も問題は少ないでしょう。
ハウスメーカーの全体の傾向としては、工務店に比べて価格が高いことが多いです。また、建て方が特殊なことが多いので間取り制約などが多いことがあります。その分、品質やアフターサービスに優れることもあります。
ハウスメーカーの中にはローコストのものもあるので、価格を抑えることも可能ですよ。
また、空調やHEMSなど、ハウスメーカー独自の設備を採用できる場合もあり、そうした住宅設備の魅力もあるでしょう。
パナソニックホームズならパナソニックの設備だったり、アイフルホームならリクシルなど、各ハウスメーカーの特徴ごとに、独自の設備や装備が選べますね。
- 価格は高め
- 間取りの制約は多い
- 魅力的な設備が多い
- 倒産リスクが比較的小さい
工務店
工務店は、地場の小さな住宅会社で、日本の住宅はほとんどが工務店で作られています。ハウスメーカーといっても、実際に家を作るのは工務店なので、どの家もほぼほぼ工務店がかかわっているといっていいかもしれません。ハウスメーカーを通さない分、安くなるのが特徴です。
その地元で昔からある工務店もありますよね。
工務店といっても、地場の小さなものから、大手ハウスメーカーにも負けない技術力のあるスーパー工務店もあります。
また最近は、フランチャイズや加盟店グループなど、工務店の横の連携が強化されていて、価格は抑えつつも、大手に負けない技術力やアフターサービスを持っている工務店もあるので、一概には言えないものにもなりつつあります。
ただし、工務店は無数にあり玉石混交なのも事実なので、理想の注文住宅を建てるためには、見極める力も必要になってきます。また、倒産リスクもハウスメーカーに比べると大きくなりますね。
- 価格は低め
- 間取りの自由度が高い
- 地元に強いことが多い
- 倒産リスクが比較的多い
以下の記事に、違いについて詳しく書いていますので、参考にしてください。
家の性能から選ぶ
家も車と同じく性能で比較しましょう。
家の性能をみるために、国で定める「長期優良住宅」を参考にできます。
全てを満たしていれば、国としては優良な家=性能の高い家だということにお墨付きを与えてくれます。また、税制の優遇など、いろいろな特典があります。
ただ、全て満たそうと考えるとコストが高くなってしまうので、自分がここだけは譲れない!という部分を決めてハウスメーカーを選びましょう。
以下では、各性能について詳しく解説します。
劣化対策(&維持保全計画)
家は年月を経るごとに劣化していきます。外壁や屋根のメンテナンスが必要になってくることがあります。
その際に、10年を越える長期保証をしてくれるメーカーは、劣化対策・維持保全計画に力を入れているといえます。また、アフターサービスが充実していることも、劣化対策に対して力を入れている上でポイントになります。
ただ注意が必要なのが、無料で60年間も保証をしてくれるわけではなく、定期点検を継続しそのたびに費用を払い続ければ保証するということです。ほかのメーカーでも、基本的にメーカーが必要と思うメンテナンス代を払っていれば、保証するという形態が多いので、気を付けて下さい。
ただ、やはり家を長く住もうとする場合は、劣化対策をどのように考えているか、保証はいつまでなのか、は判断材料として重要でした。
耐震性
日本の住宅には一定の耐震性能が 義務づけされています。最低限、耐震等級1を取っていなければ、日本では家を建てることさえできません。
なので、最低限であれば、耐震等級1でも十分なわけです。
ただ、耐震等級1が絶対安心かというと、想定外のことは常にあるので、耐震等級3を取ることを検討したほうが良いですね。耐震等級3が最高で、等級1とくらべると1.5倍の地震に耐えることができる耐震性能があるといえます。
ちなみに、耐震性能は「構造計算」という確認が必要になります。
「構造計算」とは、家の頑丈さを計測することです。建築基準法で決められていますが、一般の二階建て木造住宅では不要とされています。なので実施していない住宅メーカーも少なくありません。大手のハウスメーカーであっても国から型式適合認定を得ることで構造計算を省略していることが多いです。
ただ、地震に強い家であることを確かめるためには構造計算をする必要があるので構造計算をしない=地震で倒壊する可能性が高い、ということになります。もちろん、計算しなくても倒壊しない家を建てることはできるかもしれませんが、それについて数値的な保証は何もない状態になります。
耐震性を重視するなら構造計算をしているかどうか、も一つの指標になります。
省エネ
自動車でいえば、燃費のようなものですね。家でいえば、冷暖房費がこれに当たります。
暖房をガンガンに使えば、部屋が暖かくなりますが、それではエネルギーを大量消費します。いかに、少ないエネルギーで効率よく温め、冷めにくくするか、ということが省エネ性能にかかわっているのです。
その考え方として最も重要なのが、断熱性能と気密性能です。これらは2つそろわないと意味がありません。
水筒を思い浮かべてもらえればよいかと思います。魔法瓶の水筒と、普通の水筒でどちらが冷めにくいでしょうか。明らかに魔法瓶ですよね。これが断熱性能です。また、蓋を開けた水筒と、蓋が閉まっている水筒のどちらが冷めにくいでしょうか。蓋が閉まっているほうですよね。これが気密性能です。
- 断熱性能・・・室内の温度が外気温にどれだけ影響されないか。
- 気密性能・・・家に隙間がどれだけ少ないか。
魔法瓶の水筒で蓋がちゃんとしまっている状態の家であれば、寒くなく暑くない家が実現できます。それを可能な限り性能を上げてくれる家を探す必要があります。
では、断熱性能と気密性能は、どれだけあればよいのでしょうか。国が定める次世代省エネルギー基準を満たせばよいというのが一つの考え方ですが、この基準は「次世代」とはありますが、最低限レベルの基準であって、それ以上を求めることも検討したほうが良いでしょう。
もし省エネ性能を重視したいと考える場合は、断熱性能・気密性能を確認してください。
断熱性能はQ値もしくはUa値。気密性能はC値になります。これらの値は低いほど良いです。私としては以下のような値以下を目指すのが良いと考えます。一つの参考としてください。
- Q値 1.6以下
- Ua値は 0.46以下
- C値 1以下
上記は次世代基準の北海道のものです。ちなみに私は北海道ではなく、積雪地帯でもありません。それでも、上記は最低限と思いました。日本の家の性能は海外に比べて低く、次世代の基準でも世界的にはかなり低い値です。
以下の記事でもまとめていますのでご参考にしてください。
今後は上記以上の性能が当たり前になってくると考えられ、上記以上を目指すのが将来的な普通の家を目指すことになると思います。
ただ、高気密高断熱についての誤解も多いので、以下の記事でよくある誤解をまとめました。ご参考にしてください。
その他の性能
- 防犯
- 防火
- 音環境
- 化学物質(シックハウス)
- 風通し
- 日射対策
これらの性能は、間取りや材質、素材によることが多いため、その他としています。防火地域であれば、防火性能は必須となるでしょうし、防犯なども治安など必要かどうかは地域性が高いといえます。
シックハウス症候群の問題については、法律により24時間換気が義務化されているため、普通に建てれば問題ないかなと思います。ただ、中には当たり前に必要な24時間換気をさも、すごい機能かのように表現しているメーカーもありますが、当たり前の機能なので騙されないようにしてください。
ただ、換気するだけでは冬寒いので、室温を保ったまま、換気できる機能があるかどうかは一つの基準になるかと思います。大手のハウスメーカーであれば、ほぼ同じシステムが入っていると思います。
ハウスメーカー・工務店が自分に合っているか調べる方法
各ハウスメーカーや工務店の特徴や、性能について
住宅展示場に行く
各ハウスメーカーが同じ場所に集中してモデルハウスを展示しているので、短時間で各ハウスメーカーの特徴を見ることができますね。
ただし、住宅展示場に行くと大体営業担当に長時間話を聞く羽目になるので、意外に多くのハウスメーカーのモデルハウスを巡れなかったりします。
1日に3つ行ければ多いほうですよ。
そういう場合は、営業担当に話を聞かずに、モデルハウスを見学するだけ、というのもまずはありかと思います。
そして気に入ったデザインの家があれば、営業担当から話を聞くという方法が最も良いように思います。
住宅展示場で注意したいこと
モデルハウスでアンケートを書くことを求められると思いますが、ここで書いてしまうとそれを書かせてくれた営業担当が、あなたの営業担当に確定してしまいます。業界の不文律で、営業担当は客を奪い合わないようにするため、営業担当が固定化します。営業担当が気に入らない限り、アンケートの記入はやめておきましょう。
ハウスメーカーの口コミ・人気ランキングから調べる
ハウスメーカーや工務店の口コミや、人気ランキングから調べる方法もありますね。
ただ、人気ランキングは大手ハウスメーカーであれば情報が出ていますが、地方の工務店になるとなかなか情報が出てこないかもしれません。
大手ハウスメーカーは家のイメージ写真が多いので、自分の意を建てる上でとても参考になると思います。
ハウスメーカーの口コミや、人気ランキングについては以下の記事でまとめて紹介していますので、ご参考にしてください。上位20位までのランキングと口コミ、各社の特徴についてまとめています。
住まいの相談窓口サービスを利用する
注文住宅を考えているけど、どこから始めればいいかわからないという場合は、住まいの相談窓口を利用するのが一番良いです。
住まいの相談窓口には、大手の「スーモカウンター」や「LIFULL HOME’Sの住まいの窓口」が人気が高く、利用しやすいですね。
本ブログでは、「LIFULL HOME’Sの住まいの窓口」をオススメしています。
理由は、アドバイザーの質が高いこと。
専門的な知識を有しているので、幅広く相談に乗ってくれます。
⇒公式サイト:「住まいの窓口」
- ハウスメーカー・工務店のことをとにかく知りたい!
- 総予算の出し方を知りたい!
- 子育てが忙しく、家づくりの情報を得る時間がない
「住まいの窓口」については、以下の記事で公式サイトには載っていない情報も含めて紹介しています。ご参考にしてみてください。
資料一括請求サービスを使う
ハウスメーカーや工務店の資料をもらって事前に調べておく方法があります。ただ、ハウスメーカーや工務店のホームページを1つ1つ調べて、1つずつ請求をするのは面倒ですよね。
その場合は、資料を一括で請求することができるサイトがあります。
ハウスメーカーだけではなく工務店も含めて一括で請求することができるので、かなり効率的に資料を集めることができます。
僕もまずは住宅展示場の前に資料を一括請求して、情報収集から始めました。
そもそも、工務店やハウスメーカーはどんなものがあるのか、といった全く何もわからない状態からでも、建築予定地域を入力することでその地域をカバーしている工務店やハウスメーカーを自動的に選定してくれるのでかなり楽ですね。
特に以下のように考えられている方のような悩みがあるととても役立ちますね。
- 間取り提案の良いハウスメーカーを選びたい。
- 仕事が忙しくて考える余裕がない。
- 家を建てるときにまずどうすればよいか相談したい。
また、家づくりをすでに始めている方でももちろんおすすめです。
特に以下のように考えられている方のような悩みを解決してくれます。
- 自分が理想とする間取りを作りたい
- 妥当な見積金額ってどのくらいなのか知りたい
- ローンはどのくらいなら大丈夫なのか気になる
資料一括請求サービスを厳選して紹介
住宅メーカーの資料を一括で請求できるサイトはいくつかありますが、その中でも本サイトで厳選したサービスとして代表的な以下の3つを紹介します。
これら3つのサイトについてサービスの違いを比較してみました。
■資料一括請求サービス比較表
この中で、間取りプラン・見積費用・土地探しのサービスがあるのは「タウンライフ家づくり」だけですね。
「LIFULL HOME’S」は予算やテーマから適したハウスメーカーを選べます。「SUUMO」は登録業者が多いので他のサイトでは選択できないメーカーを選べますね。
タウンライフで資料を一括請求する方法
下のボタンをクリックしてもらって、開いたページに「都道府県」と「市区町村」を選択してボタンを押してもらうだけです。あとは、希望の間取りを選んでいくだけです。
- 都道府県・市区町村を選ぶ
- 間取りの要望を具体的に記入する
- 希望メーカーを選択する
タウンライフでは、積水ハウスやダイワハウスなど大手も合わせて全国600社のハウスメーカーから間取り提案を受けることができます。
間取りプランを提供してもらうだけなので、他に何かを催促されることはありません。
ただ、絶対に連絡が来てほしくないハウスメーカーは最初から選ばないようにしたほうがよいですね。仮に連絡があったとしても興味がなければ今後は連絡不要であるとお話ししてもらってOKです。
どんな間取りを提案してもらえる?
ハウスメーカーによっては、間取りプランの提案や生活イメージなども提案もしてくれます。その中から自分の理想とするプランの参考としていただければよいと思います。
タウンライフ家づくりでは以下のような提案もできるようです。
- 家事がしやすい
- 中庭のある平屋
- 安心して子育てできるリビング
- 幸せな夫婦円満の間取り
- 子どもの頭が良くなる間取り
間取りを作るだけではなく、自分に合ったハウスメーカーを見つけることもできますのでぜひ参考にしていただき、理想の間取り作成を目指してください。
子育て世代や仕事が忙しい人はぜひ利用しましょう
ハウスメーカー・工務店の選び方 まとめ
いかがだったでしょうか。
ハウスメーカーや工務店は、星の数ほど!といっても過言ではないほどたくさんあり、何が自分に最適かを調べ切るのは非常に難しいです。
そんな時に、資料一括請求サービスなどを利用することができれば、かなりの時間を効率化することができますね。
そのうえで候補をいくつか絞ったうえで、展示場に行って実際にモデルハウスを見たり、営業担当から話を聞きながら、自分に合うメーカーを選んでいくのが、現時点で注文住宅を建てる上での最適解ではないかと個人的には思っています。
手順は以下にまとめます。
- 資料一括請求サービスから興味のあるハウスメーカー・工務店を5~10つ程度選ぶ
- 届いた資料を読んで自分に合うメーカーを3つ程度選ぶ
- 住宅展示場に行き、自分に合うメーカーを2つ程度に絞る
- 営業担当の話を聞きつつ、どちらのメーカーが良いか選ぶ
タウンライフの資料請求に仕方については以下の記事でまとめていますのでご参考にしてください。
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