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【間取り】玄関:中庭を望む、ロードバイクを置き方を考えた玄関を紹介

玄関は厄介(やっかい)な存在です。

玄関とは、家(内)と外を分ける重要な場所であり、来客を迎えるときに一番最初に見られる部分です。しかし、玄関にずっといるわけではない。

大事なんだけど、それほどはいらない、微妙な存在です。

そんな玄関について書いてみました。

目次
家づくりを始める方に読んでほしい記事

これから家づくりを始めるという方にまず読んでいただきたい記事です。
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理想の玄関のイメージ

僕がいいなあと思っていた玄関です。今の形とはだいぶ違います。

ロードバイクが好きなので、ロードバイクを飾っているイメージをまずは集めました。とにかく、狭いと感じたくないという思いが強いです。なので、土間を広めというのが結構好みでした。

こういう壁掛けが憧れです。

(出展:自転車好きがのびのび暮らす家 | collabohouse

こういう奥まで土間が続いているというのもすごい素敵です。

家の入ってきた瞬間、広い!って感じますよね。まずは、玄関で印象付ける、というのが素晴らしい設計だと思います。この家に入るときはワクワクしますよね。

(出展:レンコン畑に浮かぶ焼杉の家 | collabohouse

最近はファミリー玄関というのが流行っていますよね。

来客用の玄関と、ファミリー玄関を分けるという考え方です。玄関が散らからないというメリットがありますが、玄関を大きく取らないといけないので、結構贅沢な玄関です

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(出展:https://www.shinshowa.co.jp/housing-square/entrance_style/family.html

 玄関の間取り(全体図)

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赤枠が囲っているのが玄関になります。全体の間取りについては、以下の記事でまとめています。

玄関の要望まとめ

大雑把ですが、玄関について以下の要望を最初に考えました。

玄関の要望
  • (絶対必要)コート掛け、コートを収納
  • (必要)靴箱に土間に降りずに引き出せる。
  • (必要)気持ち広め
  • (必要)玄関脇の収納、壁に自転車をかける。180cmが置けるスペース
  • (必要)傘掛けバー
  • (必要)玄関は独立した1部屋にする
  • (できれば)ベンチ
  • (できれば)明るい玄関、採光窓をつける

絶対に必要だと思ったのは、コートを収納することです。家の中に入ってコートってすぐに脱ぎたいし、それを置く場所を玄関にすれば、着るときも効率が良いですよね。クローゼットでなくても、最低でもかける場所があれば、冬の間だけでも使えればよいと考えていました。これは、最終的にもクローゼットとしてかなえられています。

また、狭すぎる玄関よりは少しでも大きめにしたいという気持ちはありました。これは玄関で、ロードバイクのメンテナンスをやりたかったり、今のアパートの玄関が狭すぎることへの反発かもしれません。これはまあまあ実現したかな、と思います。

また、できればですが、明るい玄関にしたかったです。玄関は窓が少ないことが多く、結構昼でも暗いところはあります。でも、可能なら、採光窓を付けて、明るい玄関にしたいと考えていました。これも、採光窓を北側に作れたので、よかったかなと思います。

玄関の活用方法

玄関は、「靴を脱ぐ」ということのほかに、いろいろな機能を持たせたいところです。家と外をつなぐ場所であるため、家と外の間であいまいな存在たちを置いておきたくなります

例えば、ロードバイクは、外に置くには高価ですし、劣化しやすくなるため、できれば中に入れたいけど、部屋に置いておくと外に持ち出すときに面倒です。そういう曖昧な存在を、玄関は受け入れてくれます。傘や靴のほかにも、三輪車、ベビーカーなども同じですね。

とはいえ、何でもかんでも置けるわけではないので、具体的に自分は何が置きたいのかを考えました。

僕が玄関に置きたいと思ったもの、そうとは思わなかったものをまとめました。

玄関、土間収納に収納したいもの

  • 靴、ブーツ
  • 傘、雨具カッパ
  • 運動シューズ
  • ベビーカー
  • ホウキ、チリトリ
  • ロードバイク、空気入れ、メンテナンス道具

玄関じゃなくてもいいけど収納できると便利

  • 印鑑、ペン
  • 家の鍵、車の鍵
  • コート、手袋、帽子、耳あて、マフラー
  • 非常用持ち出し袋、懐中電灯
  • 踏み台
  • 自転車シューズ

外の物置でいいもの

  • 高圧洗浄機、洗車道具
  • ゴルフバック
  • スノボ
  • タイヤ
  • スキー板
  • 灯油タンク、灯油入れ
  • テント、キャンプ用品
  • ボール、遊び道具
  • 自転車用整備用品

一つの考え方ですが、中途半端に土間収納を作るくらいなら不要だと僕は判断しました。物置のほうが、トータルでは安いので、大物はここに置くことにします。そうすれば、玄関に置くものは結構限られます。

玄関の間取り変遷

玄関の間取りは、大きくは変わっていないですが、こまごまとしたところがいろいろ変わりました。 

間取り初回

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今見ると最終版とそれほど違いはないですね。ただ、こちらのほうが、1.5畳くらい広いし、収納もたくさんです。上のほうは、洗面室に行けるので、動線的にもよいように見えます。

ただ、洗面室が大きすぎたので小さくしたかったのと、玄関も予算やバランスの面から縮小させていくことになります。

間取り変更1回目

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いきなり、向きが変わりましたね(笑)

南西玄関⇒南東玄関に変えていた時期のものです。反転すればよいだけなので、あまり気にしないでください。

このプランでは、玄関でやりたいことを盛り込んだり、ロスガードの位置を迷っていたときに、なぜか玄関にロスガードを置いてみたという間取りです。とにかく収納をたくさん作りたかったので、納戸が玄関からアクセスしやすいところにあるというのが特徴ですね。

また、たたきの部分は斜めにカットされています。可能な限り靴を履く・脱ぐスペースを広くするための工夫です。

ただ、これも寝室などへのアクセスが、必ずリビングを経由しなければならないし、かなりいびつな経路になってしまうことから、却下しました。

間取り変更2回目

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ロスガードはまだまだいますね。(^^;)

さっきの間取りと違うところは、リビングを通らずに寝室に行ける廊下を玄関をつなげたところと、玄関の近くにトイレを持ってきたところです。やはり、出がけにトイレに行きたい場合に、トイレが遠いと面倒ですよね。なので、玄関近くに持ってくることにしています。

玄関ホール自体も広く、結構広めの玄関になりました。ただ、やはり、玄関が大きすぎるうえに奥に長いのは微妙かな、という迷いがあり、結局却下となりました。

間取り変更3回目

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奥に長いのがだめなら、横に伸ばしてみようと思った間取り案です。

実は上のほうはキッチンにつながっているので、買い物から帰ってきたときに買い物袋を最短の距離で冷蔵庫に収められるというすごく気に入っていた間取りでもありました。

気に入ってはいたのですが、リビングの形がちょっといびつだったのと、なんとなく、玄関ホールのドアがぶつかりそうな微妙な位置だったので、最終的にはやめました。

玄関の間取り

間取り最終版

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これが最終版です。

結局割とシンプルになりました。最初の案を少し縦に小さくしただけです。

この間取りの特徴は、北側にある縦スリットの窓から中庭が玄関から見えるところです。玄関から入ってからの外が見えるので、見通しが良く、目の錯覚により狭すぎないように感じるのでは、と思っています。また、北側の一定の明かりによって、玄関も暗くなりすぎないことを期待しています。

また、土間収納はドアや仕切りをほとんど設けていません。仕切るとすれば、カーテンなどを別途購入してからつけようとは思いますが、普段はあけておいてお客さんが来た時だけ使おうと思っています。

土間はできるだけ広めになるように考えたのでこのように土間収納のような一角として作っています。土間の一角はロードバイクを壁掛けできるように考えています。

↓大体こんなイメージです。(マイホームデザイナーで作ったもの)

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間取りの変遷として、これだけごちゃごちゃと考えてきたのに、最初に戻っていくのも遠回りしたなとは思うのですが、結構必要な遠回りだったと、今では思います。

結局、玄関は何ができればよいか、動線はどうかというところで、シンプルな間取りにしたほうが結果的にはよいかもしれません。

左側には、ismart標準のシューズウォールにしています。

写真は4列ありますが、僕が採用しているのは3列のものになります。収納は十分あるかなと思います。

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まとめ

今回は玄関について紹介しました。 

玄関は本当に、家の顔といってもいいほど、それぞれの家で特徴がありますよね。玄関に吹き抜けがあったり、リビングと一体化されていたり、土間が広かったり。参考になる写真などを見ていても、一番楽しいのは玄関でした。

単なる入り口に過ぎない場所ですが、毎日通るからこそ大事な存在です。冒頭で厄介な存在と言いましたが、これからは長い付き合いになるはず。僕としては満足いく玄関になったので、これからは仲良くやっていきたいですね。

たかが玄関、されど玄関。大いに悩みましょう。

間取りの全体については以下で紹介しています。

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