どうも、なすくす(@nasukusu)です。
わが家は一条工務店のi-smartの家を建てました。
一条工務店は大手ハウスメーカーの中でもトップの高断熱高気密住宅を建てるメーカーということで、冬暖かく夏涼しい家を得つつ、電気代を安く抑えることができるとアピールしています。
わが家でも一番期待していたのは光熱費が安くなるということです。
このブログに来ていただいている方も、電気代を安く抑えられることを期待して一条工務店にしようか悩まれている方もいらっしゃると思います。
ただ実際のところ、本当に電気代は抑えられるのか非常に気になると思いますので、わが家で4年間暮らしてきた結果をお見せしようと思います。果たして、電気代が安くなっているのか、それほど変わらないのか、一条工務店を選んでよいかどうかの参考にしてもらえればと思います。
ちなみに、1年目の光熱費については以下の記事で公開しています。あわせてご覧ください。
わが家の基本情報
まずはわが家の基本情報から紹介します。
一条工務店 | i-smart 平屋 準防火仕様 |
建築面積 | 36.55坪 |
延床面積 | 34.60坪 |
太陽光パネル | 19.74kW |
断熱地域区分 | Ⅲ+オールウレタン仕様 |
電力会社 | 中部電力(スマートプラン(朝とく)) |
契約 | オール電化 |
契約容量 | 12kVA |
家族構成 | 自分、妻、子ども(5歳、3歳) |
中部電力のスマートプランでは、ナイトタイム(深夜料金)の時間を21時~23時まで変更することができます。わが家では、スマートライフプラン(朝とく)を選択しており、23時~翌9時がナイトタイムとなっています。
スマートライフプラン(朝とく)
(参考: スマートライフプラン|個人のお客さま|中部電力ミライズ)
電気代の値上げについて
今年(2023年)4月からは、電気料金が値上がりました。
昼間のデイタイムとホームタイムがどちらも0.24円の値上げ、ナイトタイムが0.33円の値上げとなっており、夜間のナイトタイムの料金が昼間の電気に比べて高くなってしまっています。
2023年4月1日以降の電気料金 | |
基本料金 | 10kVAまで:1,597.04円 110円値上げ 10kVAを超えた部分:1kVAにつき297円 11円値上げ |
デイタイム | 38.95円/kWh 0.24円値上げ |
@ホームタイム | 28.76円/kWh 0.24円値上げ |
ナイトタイム | 16.63円/kWh 0.33円値上げ |
電気料金が値上げされたので、これまで同じ電気使用量であっても金額が高くなっています。今後も値上げが続く可能性がありますが、基本的には料金で比較するのではなく使用量(kWh)を比較したいと思います。
ちなみに、詳しい間取りや設備については以下の記事にまとめていますのでご参考にしてください。
4年間の電気代の推移
わが家の2019年9月~2023年8月の4年間の電気料金は以下のようになりました。
1年目(2019年9月~2023年8月):97,578円
2年目(2020年9月~2023年8月):110,319円
3年目(2021年9月~2023年8月):148,373円
4年目(2022年9月~2023年8月):165,554円
2019年9月から2023年8月までのデータになります。
2023年の電気料金は、昨年と比べるとかなーり高くなっていますね。使用量が昨年とほとんど変わらないのに料金はかなり上がっています。12月は使用量はほとんど同じですが、電気料金は昨年から10%増になってしまいました。2万円近い電気料金UPです。
2023年は4年間で初めて1か月2万円を超える月が出てきました。
今までは1か月に2万円を超えることすらなかったので目を疑いました。
この原因は「燃料調整額」と言われる追加の電気代が大幅に上がったのが23年の1月からだったので電気料金がびっくりするくらい上がりました。ただそれも8月現在では落ち着いてきて料金も下がってきました。(参考: 燃料費調整単価|個人のお客さま|中部電力ミライズ)
電気料金は上がりましたが、実は電気使用量(kWh)で見ていくと去年より使用量は低くなっています。
電気料金が値上がりするのは不可抗力なのでどうしようもありませんが、電気使用量(kWh)であれば去年の使用量と比較することでどれだけ上がったか下がったかを見ることができますね。
1年目や2年目に比べてみると徐々に上がってきているのは見えてくると思います。家電などもまだそろっていない点や冷暖房を節約のためにあまり使っていないなどに要因があると思います。
ただ3年目以降は家電がそろってきたのと電気料金を気にせず冷暖房を使っていることでおそらく電気料金が高くなり、4年目も変わらない生活スタイルで一定の使用量に落ち着いてきたのかと思います。
電気料金はかなり高くなっているが、使用量は3年目からほぼ変わらず
家電や電気の使い方については各家庭でそれぞれ違いがあると思いますので、次にわが家での電気の使い方について紹介します。
わが家での電気の使い方
わが家の電気代の使用量の割合は大体以下のようになっています。下記の画像は21年2月(冬)のものとなります。各割合についての詳細は以下に書いていきます。
下の画像は、2023年8月(夏)の電気使用量の各割合を表しています。
給湯(エコキュート)
わが家はオール電化であるため給湯は電気(エコキュート)を使用しています。夜間電力を活用しているため、かならず電気料金が発生しています。電気料金の4分の1はこの給湯にかかっているようで、暖房にかかる電気代よりも大きくなっています。馬鹿にならないですね。
ただ、お湯を節約しようと思っていなくて普通に使っています。お風呂の湯船も毎日入れています。
エコキュートの設定で湯沸しの時間帯を変更することが可能なようですが晴れの日だけなどのような細かい設定は無理そうです。売電価格<夜間料金ではありますが、差はわずかなので、このまま夜間料金で使っていこうと思います。
限界を狙わず、ほどほどに節約できればよいくらいですね
お風呂は毎日お湯を張っている
空調(床暖房・エアコン)
一条工務店の床暖房はエアコンと同じ室外機を使うタイプなので空調として産出されていると思います。本格的な冬シーズンであれば、電気料金の全体の34%ほどと割合としてはかなり大きくはなっています。
床暖房をつけてからは基本的に24時間稼働させています。室温を21~24℃付近にして暑すぎない状態で使用していたりもします。床暖房の設定温度は25~26℃付近になります。
夏もエアコンで冷房をほぼ24時間稼働。最近はエアコンを2台稼働24時間稼働させています。温度は寒すぎるという理由で27度付近にしていますが、特に節約する目的ではないです。2台稼働させているのは部屋を仕切っているため1台ではすべての部屋を涼しくできないためです。
その日の気温によって上げたり下げたりはありますが、基本的に節約はしようと思っておらず、快適な室温になるように設定しています。
快適さを求めて家を建てたのでここは大事です。
床暖房も冷房も24時間稼働
一条工務店の床暖房の使用感については以下の記事にまとめていますのでご参考にしてください。
調理器具(IHクッキングヒータ)、調理家電
IHクッキングヒーターはほぼ毎日使用しています。凝った料理は作らないので、通常レベルの使用感かなと思います。冬シーズンには、基本的に鍋料理をすることが多いですね。
あとは、電子レンジはレンジ機能に加えて、パンなどを焼けるトースター機能もたまに使います。
炊飯器はほぼ2日に1回は炊いていて、ずっと保温状態にしています。
電気ケトルは麦茶を年中作っているため、毎日1L程度はお湯を沸かしています。
ネスカフェのバリスタ(コーヒーメーカー)をほぼ毎日2,3杯飲むために使っています。
この辺りも快適性につながるので特に気にせず使ってます。
調理家電(IHヒーター、電子レンジ、炊飯器、電気ケトル、バリスタ)はほぼ毎日使用
食洗器
ナイトタイムの電気料金より太陽光発電の売電価格が低いため、昼間は自家消費しています。なので、食洗器も基本昼間か夜間料金で稼働させています。朝昼晩の食事後に使うようにしていて、1日に2~3回使用しています。
食器が少ないときはまとめて洗っていますが、それほど厳格に節約して使ってはいないです。
朝昼晩の食事後に使うようにしていて、1日に2~3回使用しています。
何回使用するべきかについては以下の記事で考察しているので参考にご覧ください。
その他の家電
洗濯機、冷蔵庫、炊飯器は毎日のように使っています。たまにホームベーカリーを稼働したりしてます。ルンバを毎日稼働させているのでその分の電気代を使用しています。
洗濯機はドラム式ではなく縦型のものを使用しています。基本的には室内干しをしていますが、大量の洗濯物を乾燥させるために、除湿乾燥機や扇風機、サーキュレーターを5~6時間くらい回しっぱなしにしています。冬場など乾燥する場合は除湿機を早めに止めることもありますが、基本的には洗濯をするたびに動かしています。
洗濯機は夜に動かすこともありますが、朝か昼間に動かすことが多いので、太陽光発電の電気を自家消費することが多いと思います。
テレビも子供に見せるくらいで、1日に数時間程度です。あとはパソコンやスマホの充電くらいでしょうか。スマホは毎日充電していますし、パソコンはデスクトップパソコンを使っており、1日に2,3時間程度です。最近は在宅勤務も増えたので、その場合は日中はずっとパソコンを使っていることになります。
洗濯は除湿乾燥機やサーキュレーターを5~6時間使用
他の設備については、採用したオプションなどで書かせてもらっています。
節電について
1年目から特に気にしていません。気にするとしたら、食洗器を稼働させる時間をナイトタイムの時間にすることくらいでしょうか。あとは気にせず使っています。
床暖房やエアコンも寒くない程度でちょうど良いと思っているので、無理して温度を上げたり下げたりしているということもありません。かなり快適な生活をおくっていると思います。
無駄遣いはしませんが、何かを我慢しているということはないです。
節約はしていない
まとめ
4年間の電気料金について紹介させていただきました。
電気代高騰のあおりを受けてかなり電気代が上がってびっくりしましたが、使用量としてはそれほど多く増えていないことがわかりました。
わが家の電気料金を参考にしていただき、これを見られている方の現在の生活スタイルと比較してどのくらいの電気料金がかかるかイメージしていただければと思います。
電気代が高くなっても、高気密高断熱住宅であればある程度快適さを保ちつつ、電気代は気にせず使える印象でした。
今後も電気料金については紹介していきます。何か他に知りたいことなどあればご連絡をいただければ回答しますね。
太陽光発電分を電気代換算した料金については以下の記事で紹介しています。
高気密高断熱の家が本当に省エネになるかどうかについて以下の記事で考察しています。ご参考にしてください。
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