どうも、なすくす(@nasukusu)です。
今回は、天井埋込形ナノイー発生機「エアイー」について紹介します。
一条工務店ではキャンペーンを行っていて、無料で3つ設置することができます。しかし、不要なものを設置してしまってあとで困ることはないのでしょうか。
今回は、「エアイー」を設置するべきなのか、設置しないほうが良いのかについて考えてみましたので、紹介します。
ナノイーとは
ナノイーはパナソニックの独自技術により発生させることができる微粒子イオンのことです。
また、それら微粒子イオンを発生させる装置のことをナノイー発生機といいます。現在では、Panasonicの家電に多く搭載されています。
Panasonicの公式サイトでは以下のように説明されています。
「ナノイー」は、空気中の水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの微粒子イオン。様々な物質に作用しやすいOHラジカル(高反応成分)を含んでいます。
ナノイーは空気中の水に高電圧を加えることで発生するもののようです。これが作用することで効果を発揮するみたいですね。
似たものにはプラズマクラスターなどがありますね。厳密には別ですが、目に見えないマイナスイオンを活用して有害物質を除去している点では似ていますね。
発生したナノイー以下の効果があるようです。
- 菌・ウイルスを除菌、抑制
- 花粉(スギ、ヒノキなど)を無力化・抑制
- アレル物質を抑制
- 脱臭
- カビを抑制
- PM2.5に含まれる有害物質を分解
- 肌や髪の水分の蒸発を防ぐ
最近では、ナノイーXと呼ばれるナノイーの強化版もあるようです。
ナノイーを発生させる商品には、空気清浄機やエアコン、洗濯機、冷蔵庫などもあるようです。あらゆる家電に使われていますね。ドライヤーや扇風機などもあり、様々な家電に使われているようです。
髪にもいいということでドライヤーも出ていますね。
天井埋込形ナノイー発生機「エアイー」
ナノイー発生器機を天井に埋め込んで設置するタイプもあります。これは「エアイー」と呼ばれています。
家電のように設置場所を設ける必要がなく、常時稼働させることもできるので便利ですね。ただし、結果できない場所もあります。
- 火気。油煙の発生するところ
- 浴室など、湿気の多いところ
火気や油煙のある所には設置できないようです。要するに、キッチンの中などになるのでしょうか。また、浴室などの湿気の多いところもダメなようです。
ナノイーの発生条件もあり、以下の室内温度と相対湿度の範囲内である必要があるようです。通常の室内環境であれば問題なさそうですね。
室内温度:約5℃~約40℃(露点温度:約2℃以上)
相対湿度:約30%~約85%
一条工務店ではキャンペーンにより設置費用0円
「キレイな空気de快適生活キャンペーン」として、3つまでの設置が無料になるというキャンペーンで設置することができます。我が家でも設置しました。
(現在では、2つまで無料になるという話を聞きましたが実際は?。)
一条工務店で設置しているのは、恐らく「FY-10S」という型番のものかと思われます。
一条工務店の明細としては、15,000円(税別)という形でしたが、Panasonicのカタログ上では、22,000円(税別)となっていました。
設置費用が0円なので設置した方は多いのではないでしょうか。我が家も設置しました。我が家の設置場所は、キッチンの近く、洗面所、玄関となります。
採用したオプションについては以下でまとめています。
「エアイー」を付ける必要はあるか
ここからはエアイーをつける意味があるかどうかについて紹介します。
「ナノイー」の効果は限定的!?
マイナスイオンというと科学的にも本当にそうか?と怪しい感じがしますね。
Panasonicの公式サイトではどのように説明されているか、一部を抜粋してみます。
以下は臭いが低減できた、という試験結果です。
Panasonicの試験によれば、生活5大臭(タバコ臭、ペット臭、生乾き臭、焼き肉臭、汗臭)の低減があったとのこと。
臭いは、6段階の臭気強度であらわしているようで、ほとんどが、「1」の「やっと感知できる非常に弱いニオイ」となっているようです。
続いて、菌やウイルスについての試験結果です。
浮遊菌やウイルスを除去できるようです。試験内容は6畳ほどの部屋で8時間後に99%以上減衰したようです。広い部屋だとどのくらい時間がかかるのかは不明ですね。
ナノイーに一定の効果があったことは試験結果から分かっているようです。
もっと知りたい方は公式サイトをご覧ください。
効果の実感は微妙かも?気持ちの問題?
ネットを見ると、効果を実感できるという方も多いように思います。
ただ、マイナスイオン自体が疑似科学という指摘もあり、 本当に効果があるのかを疑問視している方も見られます。
また、ナノイーなどのマイナスイオン自体には効果がなく、同時に発生するオゾンによる効果があるだけでは、という指摘もあります。
極めて狭い空間では、製品に一定の殺菌効果があることを確認できた。
ただし、メーカーがプラズマクラスターイオンやナノイーと呼んでいる粒子を除去しても殺菌効果は変わらなかった。一方、各粒子と同時に発生するオゾンを除去すると殺菌効果が激減したという。このことは殺菌作用の本体がオゾンであることを強く示唆すると結論付けている。
いずれにしても、ナノイー発生機はオゾンを発生し、効果があるということではあるので、ナノイー自体に意味はなくてもナノイー発生機には意味があるということになるような気がします。
ただ、広いリビングを1つのナノイー発生機で効果を出せるかは未知です。
Panasonicが紹介しているように、6畳ほどの部屋であれば効果がありましたが、それ以上の部屋ではもっと時間がかかる可能性があります。紹介されているほどの効果があるかどうかは正直微妙といったところでしょう。
ちなみに、我が家では1年間使ってみたんですが、効果を実感できるどうかというと微妙です。
目に見えるような効果は特に感じていないです(主に僕が)。
何となくにおいが消えている気がする、という気持ちの問題かもしれません。
この辺りは実際に使ってみてから個人個人で価値が変わるかもしれません。
1年間のかかる電気代は約74円
天井埋込形ナノイー発生機「エアイー」は、消費電力が3.8Wしかないので、仮に24時間使用しても、電気代は約74円/年(※)ほどしかかかりません。
(※)24時間365日で東京電力の場合、881.47円から計算(電気代・電気料金の計算)
なのでランニングコストはかなり安いといえますね。
フィルタの交換費用は小さいけど掃除が手間!?
実はフィルタが中に入っていて、3か月に1度程度お手入れをする必要があります。どれくらい使えるかわかりませんが、フィルタが劣化している場合は購入する必要がありそうですね。フィルタは実売価格は268円でした。
1年使ってみた感じでは劣化している感じはなく、掃除機などでホコリを吸えば問題なさそうです。ランニングコストという面ではほぼかからないと考えて良いと思いますが、3か月に1度の掃除の手間はかかりそうですね。
壊れた時の再設置費用は大したことないかも
機械なので当然、普通の家電と同じく壊れる時が来ますね。耐用年数はいくらくらいなのでしょうか。また、もし交換することになった場合はどのくらいかかるのでしょうか。
耐用年数についてはどこにも記載がないので不明ですが、通常の家電以下であるということは考えにくいので、10年くらいは持つことはありそうです。壊れるまでナノイーの効果を維持し続けるとのことなので相当使える可能性もありますね。
仮に交換する場合でも、本体価格18,100円+工事費20,900とのことで、3~4万円弱の出費になりそうです。ダクトは入っていないので、それほど大きな工事にはならないですし、取り付け交換だけならもう少し安いかもしれません。
参考:【交換できるくん】エアイー|パナソニック天井埋め込み型ナノイー発生機
音はかなり静か
音は23.5~24.0dB程度になります。
これがどのくらいの音かというと、図書館が40dBでそれより低いという感じです。ヒソヒソ声くらいのようで、ほぼ音はしないと考えて良いと思います。
ただ、寝室などシーンとした環境にいれば、もしかしたら気になるかもしれないので、場所によると思います。
結論:エアイーつけてもよいか
結論を先に言うと、エアイーを設置してもよいと思います。
実際のところ、効果は限定的で期待するほどではないかもしれませんが、全くないわけではなさそうです。また、24時間365日稼働させても1000円以下のコストなので、つけっぱなしでもよさそうです。それ以外にコストがかかるところはなさそうです。
キャンペーンなどでエアイーを無料で付けられるのであれば、付けていても損はなさそうです。あって困るものではないので、採用してもよいと僕は思います。
我が家で1年稼働させてみた結果
1年間ずっと稼働させてみました。
前述したように、特に臭いなどが改善されてるかどうかもわかりませんね。電気代が無駄になることはないのでつけっぱなしでも問題ないとは思いますが、本当に付けていて問題ないか、一旦電源を切ってみました。
電源をOFFしてから2,3か月経ちましたが、特に問題はなさそうです。
我が家は、玄関(4.5畳)とLDK(20畳)、洗面所(4畳)につけていますが、LDKはナノイーが効果を発揮するのに時間がかかるかもしれません。洗面所も玄関も、LDKに接続しているので、効果が薄まる可能性もありますね。
もう少し様子見て検討します。
我が家の光熱費については以下でまとめていますのでご参考までに。
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