我が家は屋根に太陽光パネルを設置してます。売電価格が下がっているとはいえ、太陽光パネル自体の価格も下がっているため、トータルではメリットがあると考えているので、屋根全体に載せています。
また我が家は平屋にしているため、2階建ての家に比べても屋根も大きくなります。そのため、太陽光パネルの総量は、家庭用としては大容量になると思います。
売電価格も下がっており、大容量の太陽光パネルを載せるかどうか悩んでいる方もいると思います。なので、今回、我が家の1年間の発電量と売電価格について紹介したいと思います。参考になれば幸いです。
我が家の太陽光発電
我が家は屋根一体型の太陽光発電を搭載しています。
一条工務店のi-smartで採用されている太陽光パネルです。
一条工務店 i-smart 平屋 準防火仕様
建築面積:36.55坪
延床面積:34.60坪
太陽光パネル:19.74kW
断熱地域区分:Ⅲ+オールウレタン仕様
電力会社:中部電力(スマートプラン(朝とく))
オール電化
契約容量:12kVA
家族構成:自分、妻、子ども(5歳、3歳)※2023年現在
より詳しい情報は以下からご覧ください。
1年間の太陽光発電量と売電価格は!?
我が家の1年間の太陽光発電量と売電価格をここでは紹介したいと思います。
発電期間は、2019年9月~2020年8月までの1年間になります。
売電単価は、15.4円/kWhになります。
23,102kWh 355,771円(税込)
発電量月ごとの表であらわすと以下のようになります。
太陽光発電の利回りは?
太陽光発電は自家消費以上に搭載している理由は、太陽光パネル設置費用の早期回収を考えているためです。なので、この1年でどのくらい回収できたかも紹介します。
太陽光パネルの設置費用がローン金利も合わせると、大体450万円くらいになります。これ対して、1年間で35万円を回収できたので、表面利回りで考えると約8%ですね。
となると、太陽光パネル代を回収するのに、12年半くらいかかる計算です。太陽光パネルは劣化するので、もう少しかかると思いますが、およそ13年で回収でき、さらに7年売電価格は15.4円が継続されるので、そこからキャッシュフロー的には伸びていく形ですね。
シミュレーションとの比較
一条工務店からもらえる太陽光発電システムシミュレーションによると、年間合計発電量(予測値)は、22,968kWhとなっています。それに対して、実績値は25,000kWhという結果となりました。比較結果について以下で述べていきます。
グラフであらわすとこのようになります。
7月が大幅に下がった要因は
7月が大幅に下がっていますね。これは梅雨が例年以上に長引いたことが原因です。気象庁の速報値では、東海地方は例年に比べて11日も梅雨明けが遅かったようです。なので、月の1/3も太陽光での発電ができなかったようなものなので、大幅に下がった要因になりました。
雨でも多少は発電するのですが、晴れに比べれば1/10いかになることが多いため、このような結果となっているようです。
465kWhもシミュレーション結果より低く、これは大体7000円くらいに相当します。中々痛いですが、自然はどうしようもありません。
10月が下がった要因は
売電収入が下がった要因は以下の2点だと推測しています。
- 電気の消費量が大きくなった
- 日照時間が減少した
基本的に朝に洗濯や食洗機を使うようになったこと、寒い時期に突入してきていて床暖房をつけ始めたことで消費量が上がったのが原因かと考えています。
計測日数のずれで11月の発電量となっていますが、以下の記事で詳しく下がった要因を書いていますので、ご参考にしてください。
トータルで見ると予想以上の成果
月によってはシミュレーション結果を下回る結果とはなっていますが、トータルの金額はシミュレーション結果よりも高くなりました。そこは救いでしたね。
実績値は、25,000kWhとなっているので、2,023kWh以上多めに発電できたことになります。これは金額に換算すると、31,154円になりますね。計算上は、1か月分くらい多めに発電できているような形になりました。
一条工務店のシミュレーションは少しから目に出ているようなので基本的には高めに出るという話なので心配はしていませんでしたが、結果として出てきたので安心しました。
我が家の太陽光発電の方針について
我が家の太陽光発電は余剰買取を行っているため、自家消費としても活用しています。10kWh以上を設置しているため、20年間売電でき、売電価格は14円+税となります。
スマートプランの最も安い価格であるナイトタイムでも、16.3円かかることから、電気を電力会社から買うよりも、自家消費したほうがメリットがある状態になっています。そのため、基本的には昼間に電気を使用することにし、自家消費していく方針です。
今までのオール電化であれば、全て深夜料金(ナイトタイム)を使用したほうが良かったのですが、我が家では逆転しています。昼間に活動するのでこちらのほうがやりやすいので助かっていると思います。
2020年以降でも、太陽光発電は自家消費を考えるとトータルで得します。詳しいことは以下の記事でまとめています。
発電量と自家消費との関係について
一条工務店の太陽光発電のパネルを見ると、「発電量」「売電量」「買電量」「消費量」と4つ出てきます。何を表しているかちょっとわかりにくいので、どれが何を表しているかを少し説明します。
「発電量」=太陽光パネルが発電した総量(自家消費分含む)
「売電量」=「発電量」から自家消費分を除いた発電量
「買電量」=「消費量」から自家消費分を除いた電力量
「消費量」=自家消費も含めて消費した電力の総量
図にすると以下のような形です。
関係を計算式であらわすと以下のようになります。
発電量+買電量=売電量+消費量
自家消費と自家消費率は以下の式で表せます。
自家消費=消費量ー売電量
=発電量ー売電量
自家消費率=自家消費÷消費量
月ごとの4つの数値をまとめた表が以下になります。自家消費と自家消費割合は計算しています。多少、上記の計算式より数値がずれますが誤差レベルです。
これを見ると、自家消費率は意外に高くないことが分かりますね。高くても5割前後で、低い場合は2割程度しかないようです。1年間での平均としても大体1/3程度といった感じで、それほど多くはないですね。ほかのご家庭ではどのような形になっているのでしょうか。
上でも述べたように、積極的に昼間に電化製品を動かしているのですが、自家消費の割合が低いということは夜間電力を大半使っていることになります(夕方17時以降の電気使用量が99%)。オール電化は給湯を夜間に行っていますし、特に冬シーズンは床暖房を24時間稼働させているので、さらに夜間電力を使用しているのかもしれません。
もし今後、家庭用蓄電池などをうまく活用できるようになればかなり自家消費量を増やすことができるかもしれませんが、コスト面でなかなか導入できていないので今後のコストダウンに期待したいところです。
とはいえ、売電価格15.4円に対して、夜間電気量が16.3円なのでそれほど大きな差はないので夜間電力を使っているのであれば、自家消費の割合が低かったとしてもトータルとしては大きな問題はないかなと思います。
最後に
我が家の1年間の太陽光発電量と売電価格について紹介しました。一条工務店からもらえる太陽光発電システムシミュレーションより高い発電量という結果となりました。金額としても期待通りで、太陽光パネル費用をあと13年で回収できる計算になります。
太陽光発電はメンテナンス費用がかかったりすると思うのでまたそのような費用が発生した場合はお知らせしたいと思います。また、なにかご質問や誤りがありましたらご連絡ください。わかる範囲では回答できると思います。
売電価格も下がっているので太陽光発電を採用するか悩んでいる方もいらっしゃると思います。自分なりに太陽光発電を採用する意味があるかを考えた記事を書きましたので、ご参考になると思います。
我が家の 1年間の電気代については以下の記事でまとめています。意外に高くなってしまった理由を紹介します。
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