どうも、なすくすです。
今回は、わが家で6年間使用しているカリモク60のオットマンのレビューと感想について紹介します。
わが家ではカリモク60のKチェア(モケットグリーン)と呼ばれるソファを使用しています。その時に足置きとしてオットマンと呼ばれる背もたれのない椅子を使っています。
足を置くためだけに高額の家具を買うのはどうなんだろう?って思いますよね。
そういう方に向けて、使用感について紹介したいと思います。
この記事は以下の方に参考になると思います。
- オットマンを購入するか検討されている
- カリモク60のオットマンの使用感を知りたい
- カウチソファにするか・しないかを検討されている方
オットマンとは
オットマンは、背もたれのない小さめのソファのことです。
基本的にはソファとセットで使用され、主に足載せに使用されますが、オットマン自体に直接座ることもできます。
足載せにして使用した場合は、足を延ばして座ることができるのでかなり快適にくつろぐことができます。
カウチソファや、リクライニングチェアみたいなイメージですね。
また、机のように小物を置いてみたり、ソファの中に収納できるものもあるようです。
椅子と同じように、様々な商品があり、使い方や置かれる場所などはそれぞれに特徴があります。
使い方に決まったものはなく、自由に扱える万能さがオットマンの魅力でもありますね。
よく似た家具に、スツールと呼ばれるものもありますが、オットマンが足を載せることを重きを置いているのと違って、スツールは座ることを目的としたものです。ただ、どちらの機能もあるものが多いので、スツール兼オットマンというのも多いと思います。
人をダメにするソファー(ビーズクッション)も広い意味で、オットマンと言えるかもしれませんね。
ビーズソファをオットマンという人はあまりいないとは思いますが、使い方するとそれくらいオットマンの商品の幅は大きそうです。
わが家で買った理由
オットマンの説明をしてきましたが、わが家でもオットマンを購入して使用しています。
わが家で買った理由は、Kチェアに座って足を載せるためです。そして、快適を得るためです。
あとは、友人が来た時の椅子代わりになるというのももう1つの理由としてあります。
普通のよくある理由ですかね
ソファの上では足を地面につけたり、胡坐をかいたりすることが多いですが、それだとちょっと疲れてくるんですよね。なので、足を延ばしたい!という欲求が出てきます。
ソファから降りて伸ばすということもできなくはないですが、ソファーの上で伸ばすほうがくつろげるだろうというのが最初の想定です。
わが家で購入しているのは、「カリモク60」のオットマンです。
モケットグリーンというカラー(&素材)で、ソファと色や種類を合わせています。
オットマンについては、6年間使用しました。
6年間使用し続けて、実際の使用感や、買ってよかったかについては以下で紹介したいと思います。
カリモク60とは
オットマンの感想の前に、「カリモク60」をご存知ない方のために紹介しておきます。
カリモク60(カリモクロクマル)は日本最大級老舗家具メーカー「カリモク家具株式会社」のブランド。D&DEPARTMENTが主催をする「60VISION」 プロジェクトに賛同し、1960年代から廃盤になることなく作り続けられてきたプロダクトを改めて世に伝えるべく、2002年に誕生しました。 『変わり続ける現代だからこそ変わらない価値を持つモノ』をコンセプトにした、古くて新しいブランドです。
カリモク60は、1960年代のデザインそのままといった感じで、いわゆるミッドセンチュリーというジャンルのインテリアになると思います。
中でも、Kチェアと呼ばれるソファが有名ですね。
(出典:カリモク60 Kチェア 2シーター スタンダードブラック W36173BWK)
わが家でもKチェアを使用しています。使用感については以下の記事で紹介しているのでご参考にしてください。
わが家はモケットグリーンですが、ビニールレザーも人気ですね。色違いではなく、素材が違うので購入時は注意です。
今のソファにはないデザイン性があって、個人的にはかなり好きなソファですね。
ダイニングテーブルや椅子もカリモク60のものをわが家で使っています。最近、ダイニングチェアを追加購入しているので、新旧と比べている記事もありますので、劣化具合などをご参考にしてください。
カリモク60のオットマンを6年間使用してきた結果
オットマンは、ソファ(Kチェア)を購入してから3年後くらいに購入しています。
そこから6年間使用しています。
使用してきて使い勝手の良いところと、微妙なところについて紹介させていただきます。
使い勝手の良いところ
カリモク60のオットマンを使用したうえでのオットマンの使用感を紹介します。
結論から言うと、買ってよかったと思います。
具体的に良いところを4つ紹介します。
- 脚を載せれると快適性が高まる
- Kチェアとの高さは同じくらいでちょうどよい
- カウチソファと違って、足を延ばせる場所を変化させられる
- 机みたいに使うこともできる。
一つ目は「脚を載せれると快適性が高まる」ですが、これは購入前から期待していたことですね。
期待通り、オットマンを使用すると足を延ばせるので快適性が高まります。
たぶん、皆さんが想像しているとおりかと思います。
二つ目は「Kチェアとの高さは同じくらいでちょうどよい」です。
オットマンはいろいろな種類があり、高さもバラバラだと思いますが、当然カリモク60で買えばバランスもよく、ソファと合わせて使うのもよくなります。
わが家ではKチェアとの組み合わせで使用していますが、Kチェアとオットマンの高さはほぼ同じのため、足を延ばしたときにも問題なく使えます。
オットマンが左で、Kチェアは右になります。高さはオットマンが若干小さいくらいです。足を置くにはちょうど良い高さでしょう。
高さが違っていれば快適とは言えなくなると思うのでこうした部分は、ソファと同じ種類のオットマンを買うメリットになるかなと思います。
もちろん、別のオットマンでも高さなどを合わせて購入できれば問題ないと思います。
三つ目は「カウチソファと違って足を延ばせる場所を変化させられる」ということですね。
カウチソファだと足を延ばす場所は固定されていますが、オットマンを移動できるので、ソファのどこに座っても、足を延ばすことはできますね。これはオットマンならすべてに当てはまるメリットになります。
四つ目は、通常の使い方ではないかもしれませんが、オットマンは机みたいに使うこともできます。
といっても、置くものは、本とかリモコンとかに限られます。
でも、ソファに置いて邪魔なモノとか、リビングで床に置きたくないものなどを置く場所としてソファの延長線上のものとして使えますね。
ちょっと微妙なところ
カリモク60のオットマンを使ってみてのちょっと微妙だな思うところを4つ紹介します。
とはいえ、致命的にダメな部分というのはなく、強いて言えばこれかなといったものばかりです。
- 椅子として座るには座面が柔らかすぎる
- (思っているよりは)重い
- 意外とでかい
- ルンバは下をくぐりません。
一つ目はカリモク60のオットマンの場合の話になりますが、座面がかなり柔らかいです。
Kチェアが固めなのでそう感じるとは思いますが、かなりふわふわした感触です。
それ自体は問題ないですが、Kチェアと組み合わせで使うと座面の硬さにギャップがあって、思ってた以上に柔らかいと感じてちょっと違和感があります。とはいえ、不満点になるほどではないですね。
あ、やわらか!ってなるだけです。
もちろん柔らかいというほうが良いという方もいると思うので、これは完全に個人的な感想になります。
二つ目は「思ったより重い」ことです。
重量が5kgくらいで持ち上げる分には全く重くはないですが、軽くもありません。
簡易的なスツール感覚で部屋のあちこちにもっていって座るようなことは難しいと思います。
大きさもそこそこ大きいので、頻繁に移動させるのは面倒さを感じるでしょう。
これは三つ目のデメリットになります。
そういう使い方を想定していればデメリットですが、場所を固定で使う分には全く問題ないと思います。
四つ目は、ルンバなどのロボット掃除機がオットマンの下を通れないことです。
小さめのロボット掃除機ならもしかしたら通れるかもしれませんが、少なくともわが家のルンバは下を通過できません。
なので、オットマンを置いている床の上は掃除機などで掃除するか、ルンバが掃除できるように場所を変えておく必要がありますね。
微妙に面倒かもしれませんが、コードレス掃除機などでオットマンのある場所だけ後から人手で掃除できればよいので大きな問題ではないかなと個人的には思います。
わが家ではそのまま放置です。たまにオットマンを移動させて、ルンバに掃除してもらっています。
購入に向けてチェックしたほうが良いこと
Kチェアと組み合わせるのは良いけど…
Kチェアとの組み合わせは色合いを合わせられるので良いと思います。
ただ、Kチェアは座面が固めで、オットマンのほうはかなり柔らかめです。なので、そのギャップがちょっと違和感があるかもしれません。
本来は、カリモク60のロビーチェアとの組み合わせのほうが違和感ないのかもしれませんね。
座面の柔らかさもほぼ同じくらいと思います。
家族で使う場合は注意
家族など、他に使う人がいる場合、他の家族は使ってくれるかは確認しておいたほうが良いです。
というのも、わが家では現状僕だけが使用している状態なので、使わない他の人にとっては邪魔でしかないのです。なので、部屋の隅に移動させられています。
こんなことになる人は僕くらいかもしれませんが。
重量は5kgくらいなので移動させるのは問題ないですが、自分が使うときだけ取り出してそれ以外はしまう、みたいな運用はかなり大変です。
家族がある程度使う想定をしておかないと、面倒なことになります。
オットマンの魅力をわかってもらうためにも買うという選択肢もなくはないとは思いますが、まずは自分が満足できればそれでよい、という感覚で良いかと思います。
くつろぎたいのであれば…
オットマンを購入するということはくつろぎたいいう願望があるからだと思います。
僕もその目的で購入しました。
しかし、個人的な感想ですが、ソファー+オットマンという組み合わせは、最初からベッドのようになっているカウチソファと比較するとくつろぐといった快適性は見劣りします。
なぜなら、座る部分と足を置く部分が分離しているので、座っている間にズレることがあるからです。ずれないように座ろうとすると、ちょっとしたストレスになります。
そんなに気にするほどのことではないですけどね。
なので、あらかじめオットマンを固定で置くことが決まっていて、快適性を追求したいのであれば、最初からカウチソファを買ったほうが良いと思います。
とはいえ、絶対にカウチソファのほうが良いわけではなく、オットマンのほうが良い場合もあります。
例えば、以下のような理由がある方はオットマンを購入するほうが良いと判断できます。
- 単純に椅子としても使いたい人
- ソファの前にオットマンがない状態にしたい人
- 部屋を広く使いたいので分離して別の場所に置きたい人
わが家のオットマン
わが家のKチェアとオットマンです。
わが家のソファはKチェアのみなので、場所は頻繁に入れ替わっています。オットマンも毎日のように移動します。
わが家では僕しか使用していないので、リビングのデッドスペースになっている部分に置かれています。
オットマンの座面を手で押し込んでみました。体重をかけて押し込んでいるのが写真の状態になります。
クッション性能は、6年使っても全然劣化していませんね。まあ、ほとんど足載せなので、体重はほとんどかけていないからかなと思います。わが家では椅子としてはほぼ使っていません。
オットマンクッション部分を手で押すと結構反発がありますが、表面は柔らかめです。
Kチェアを比べると、オットマンのほうが柔らかいと感じると思います。
最後に
オットマンの使用感と、気になる点や注意点について紹介しました。
個人的にはオットマンと導入してかなり快適になりました。
ただ、注意点に書きましたが、正直なところカウチソファのほうが快適だとは思います。
ただ、僕としてはカウチソファは部屋に置くには大きすぎて、僕の家には持て余すので、今のところはKチェア+オットマンで十分かと考えています。
家がすごく大きいのであればカウチソファを買ったほうが良いかなと思います。
皆さんのご参考になれば幸いです。
このブログでは家づくりの経験を参考に、家づくりについての情報発信をしていますので、他の記事も見てもらえるといろいろ参考になるのではないかと思います。
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