どうも、なすくす(@nasukusu)です。
ダイニングの家具を買う場合、まずはテーブル&椅子を購入しますよね。椅子は一般的には背もたれ付きものになると思いますが、代わりにベンチを使うということもありますよね。
ベンチも便利そうではあるけど、背もたれがあったほうがいいような気もします。ベンチにしようか普通の椅子にしようか、と悩まれる方もいらっしゃると思います。
わが家ではベンチを購入してから5年間ずっと使用していました。5年間使ってみてわかってきた使い勝手についてと、メリットとデメリットについて紹介したいと思います。ご参考になれば幸いです。
ダイニングベンチとは
(出典:【楽天市場】家具 おしゃれ インテリア [カリモク正規品]カリモク60 ダイニングチェア アームレス モケットグリーン C36105QWK)
ダイニングベンチとは、背もたれのない長細い椅子のことです。写真のような椅子のことですね。座る部分はレザー(皮)だったりファブリック(布)、木だったりと普通の椅子と同じような感じですね。
ベンチというと、公園にあるような背もたれのあるものもベンチというのかもしれませんが、ここではダイニングによく使われている背もたれのないベンチについてお話ししたいと思います。
それでは以下では、メリットとデメリットについて紹介したいと思います。
ベンチのメリット
ここではベンチのメリットについて紹介します。
メリットはデメリットよりも多くて7個紹介します。
- 前後左右のどの方向からも座れる
- 複数人数が座れる(急な来客もOK)
- コスパが良い
- 足を組みやすい
- 見た目をスッキリできる
- 座る場所が自由
- 子どもには便利かも
①前後左右のどの方向からも座れる
ベンチには背もたれがないので前と後ろの違いがなく、どこからでも座ることができます。ダイニングテーブルに向って座る必要もないので、ちょっとした休憩とか気軽に使ったりもできますね。
さっと立ち上がったり、ささっと座ってささっと立つこともできます。また、どの方向からも座れるので、簡易的な台として活用もできます。もちろん脚立のようには使えないですが、膝立ちくらいなら簡単にできます。
②複数人数が座れる(急な来客もOK)
椅子は1つにつき1人しか座れませんが、ベンチは多くの場合大人3人くらいまでなら座れます。もし来客があった場合はベンチ一つで3人をカバーできます。
もちろん椅子をその分用意しておけばよいのですが、椅子1脚分の幅(50cm前後?)はまあまあ大きいのでテーブルサイズに対して置ける数はあまり多くないです。片側に3脚奥にはおそらくテーブルサイズが180cmくらいはほしいところだと思います。
に比べると、3人の大人が座れるベンチのほうがスペースの効率が良くなります。
③コスパが良い
(出典:【楽天市場】家具 おしゃれ インテリア [カリモク正規品]カリモク60 ダイニングチェア アームレス モケットグリーン C36105QWK)
ベンチ1つで3人ほど座れるので、椅子を3つ買ったときに比べると安く購入できます。
例えば、僕が購入しているカリモク60のチェアとベンチでの価格差は以下のようです。
1人用として椅子を1脚だけ買うならベンチのほうが高くなりますが、2人用として2脚以上用意するのであればベンチのほうが価格が安くなりますね。ベンチは3人くらいは座れるので、13,750円/人となり、チェアに比べると安くなりますね。
ちなみに、スタッキングスツールだと1脚あたりの価格を抑えられますが、それでもだ人数を考えれば、ベンチのほうが安くなりますね。
スタッキングスツール 23,100円
参考:カリモク60のダイニング | FEATURE | カリモク60
④足を組みやすい
椅子に座る場合に足を組む・あぐらをかく人がいると思います。僕がそうです。
行儀が悪いのかもしれませんが、そういう人にとっては座面が広いのでとても足を組みやすいという利点があります。ベンチでなくても肘付きでない場合はあぐらをかくことができますが、ベンチは座面が広いのであぐらをかきやすい特徴があります。
⑤見た目をスッキリできる
(出典:【楽天市場】ダイニングベンチ ラバーウッド ナチュラル ブラウン 2名用 W1000 木製 MTS-062)
椅子は背もたれがあるので存在感がありますが、ベンチはテーブルの下に隠れるので結構目立ちにくいです。
テーブルサイズにもよりますが、わが家ではテーブルの下に入れることができたるので、テーブルの下に入れてしまえば見た目がすっきりします。
また、椅子は背もたれ部分がテーブルに収まらないことが多く、背もたれ分だけ収納できませんが、ベンチは完全に収納できます。ダイニングテーブルの片側が通路になっている場合は、邪魔になることもないですね。
⑥座る場所が自由
ベンチなので、真ん中に座っても端に座っても問題ありません。椅子も移動できると思いますが、ベンチでは椅子を移動するのではなく、自分だけ移動になるのでかなり楽に移動できます。
普通は椅子を移動することはないと思いますが、子どものご飯の世話をしながら自分のご飯を食べるといったような状況下では便利ですね。かなり限定された利用ですが便利なシーンは他にもあるかもしれません。
⑦子どもには便利かも
ベンチの上を自由に歩くこともできるので、背の低い子供にとっては台として使うことができます。例えばわが家ではカウンターキッチンになっていて、隣にダイニングテーブルを置いています。テーブルに料理を並べるときに子供にも手伝ってもらう際には、キッチンの上の料理は椅子がないと取れません。
その時にベンチがあるとそれを子どもが台にして並べられるのでとてもやりやすそうです。もちろん椅子でもできますが、椅子は座面が限られているのでベンチよりも使いにくいデメリットがあります。
ベンチのデメリット
ここからはベンチのデメリットを紹介します。メリットよりも少なく3つです。
- 背もたれがないのでくつろげない
- 大きい・重い
- 若干座りにくい
①背もたれがないのでくつろげない
ベンチは背もたれがないことがメリットではありますが同時にデメリットにもなります。背もたれがないのでくつろぐといったことには向きませんね。長時間使うと疲れるかもしれません。
対応策としては壁を利用すること。壁を背もたれの代わりにすることでデメリットを小さくできると思います。ただ、それでも背もたれ付きの椅子に比べれば快適性は落ちそうです。
②大きい・重い
椅子(チェア)に比べて大きくて重いです。わが家のベンチは持ち上げられないほど重くはないですが椅子(チェア)と比べると重く感じます。
チェア 5.0kg
ベンチ 6.8kg
差は1.8kgですが、ベンチは長細いのでバランス的にそれ以上の重さに感じると思います。
日常的に持ち上げることはないと思いますが、わが家ではルンバのために椅子をテーブルの上にあげることがあり、その際に重たいのは結構手間です。
ルンバについては下記で詳しく紹介しています。
③若干座りにくい
4本脚のテーブルであると、座る際にテーブルの脚を避けて座る必要があります。なので、いったんベンチを後ろに下げる必要がありますが、チェアと違って背もたれがないので、若干後ろに下げにくかったりします。
対策としては、4本脚でないテーブル(T字脚)であれば、座りやすいかもしれません。
わが家での使い勝手
上でも書いていますが、わが家のベンチは、カリモク60のベンチです。座面はファブリックになっていて、ミランブラックというものです。布地はちょっとざらざらした感じの触り心地ですね。
以下の商品と同じベンチになりますが、座面のファブリックの種類が異なっていて、これはモケットグリーンとなります。わが家のソファと同じ素材ですね。
ダイニングテーブルと一緒に置くとこんな感じ。
テーブルは カリモク60のダイニングテーブルです。チェアも同じですね。
テーブルの下に収納できます。
以前住んでた家は狭かったのでベンチが空間を有効活用できてとてもよかったと思います。今の家に引っ越してからは広くなったのでそこまでメリットは感じなくなりました。
友人が来た時などは重宝しますが、日常的にはそれほど大きなメリットは感じませんでした。
それでも、子供はベンチを利用して配膳をしてくれたり、寝転がって遊んでいたりと、ベンチならではの使い方があってとても気に入ってはいました。
ただ実はいまはダイニングにベンチを使用していないです。いまは椅子を追加で購入して使ってます。その話は別の機会にします。
まとめ:買ったほうが良い?
ダイニングベンチのメリットとデメリットについて紹介しました。まとめると以下です。
- 前後左右のどの方向からも座れる
- 複数人数が座れる(急な来客もOK)
- コスパが良い
- 足を組みやすい
- 見た目をスッキリできる
- 座る場所が自由
- 子どもには便利かも
- 背もたれがないのでくつろげない
- 大きい・重い
- 若干座りにくい
ダイニングベンチは万人にオススメというわけではありませんが、ダイニングの椅子をすべて用意するよりは価格を抑えられるので、まず間に合わせとして買うというのもありかなと思います。来客にスタッキングスツールに座ってもらうよりはマシかなと思います。
また、ダイニング以外での使い道ももちろんあるので、買って損するということはないかなとは個人的には思います。いったん買ってみるのも手かも。
購入するか迷われている方の参考になれば幸いです。
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