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【太陽光発電】11月の発電量と売電価格は!?予想より下がってしまった原因

我が家は屋根に太陽光パネルを設置してます。売電価格が下がっているとはいえ、太陽光パネル自体の価格も下がっているため、トータルではメリットがあると思い、屋根全体に載せれるだけ載せています。そのため発電量もかなりのものです。

我が家は平屋にしているため、2階建ての家に比べてもかなりの容量を設置できていると思います。

太陽光パネルを載せるかどうか悩んでいる方もいると思いますので、参考に発電量と売電価格について我が家の状況をお伝えします。

目次
家づくりを始める方に読んでほしい記事

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我が家の太陽光発電

我が家は屋根一体型の太陽光発電を搭載しています。

一条工務店のi-smartで採用されている太陽光パネルです。

基本情報

一条工務店 i-smart 平屋 準防火仕様

建築面積:36.55坪

延床面積:34.60坪

太陽光パネル:19.74kW

断熱地域区分:Ⅲ+オールウレタン仕様

電力会社:中部電力(スマートプラン(朝とく))

     オール電化

契約容量:12kVA

家族構成:自分、妻、子ども(5歳、3歳)※2023年現在

より詳しい情報は以下からご覧ください。

11月の太陽光発電量・売電価格

11月の発電期間は、11月11日~12月8日のものになります。計量日数は28日。

11月の発電量と売電価格

1,218kWh  18,757円(税込)

シミュレーションとの比較

 一条工務店からもらえる太陽光発電システムシミュレーションによると、年間合計発電量は、22,968kWhとなっています。

シミュレーション結果

1月 1,469kWh

2月 1,651kWh

3月 2,121kWh

4月 2,212kWh

5月 2,555kWh

6月 2,113kWh

7月 2,196kWh

8月 2,323kWh

9月 1,887kWh

10月 1,737kWh

11月 1,376kWh

12月 1,328kWh

合計 22,968kWh

11月を見ると、1,376kWhとなっているため、今回の発電量はシミュレーションより158kWhも低くなってしまっています。これは売電価格に換算すると、2,388円に相当します。

過去の売電価格との比較

8月末から入居しているため、まだ3か月ほどしか結果が出ていませんが、3か月分の発電量と売電価格は次の通りです。

8月 975kWh 14,742円  

9月 1,967kWh 29,741円

10月 1,871kWh 28,813円

8月は入居した月のため、15日しか発電できていないため、低い値になっています。30日と計算すると、大体28,000円となるため、8~9月は28,000円くらいで推移していることが分かります。

上記で紹介した一条工務店の発電シミュレーションと比べても大きい値になっていますね。うれしい限りです。

ただ11月は18,757円となったので、前月よりも1万円も下がってしまいました。ちょっとショックですが、これにはいろいろ要因があるため、以下で解説します。

発電量が下がった2つの要因

基本的に朝に洗濯や食洗機を使うようになったこと、床暖房をつけ始めたことで昼間の自家消費が上がったのが原因かと思います。家にある太陽光発電量をモニタしている情報を確認した結果を下に示します。 

発電量が下がった理由
  • 電気の消費量が大きくなった
  • 日照時間が減少した

電気の消費量が大きくなった

一条工務店の太陽光発電モニターで算出した結果を下で示します。

発電量消費量
9月2272kWh353kWh
10月1681kWh273kWh
11月1759kWh513kWh

計測期間が異なるので上の売電価格の結果とは違ってきていますが、11月の消費量が前月より倍近くになっているため、その分が売電価格を下げていることが分かります。

ちなみに、売電価格は15.4円であるため、自家消費分513kWhで計算すると7900円ほどの電気代を太陽光パネルで賄(まかな)った計算になります。7900円で電気を買ってるのと同じですね。

これはスマートプランのナイトタイム16.3円/kWhで計算した場合、8361円かかっていたことを考えると、自家消費したほうがメリットが大きいことが分かります。

また、自家消費分は昼間の電気代であると思われるため、自家消費分をすべてスマートプランのデイタイム料金38.71円/kWhで計算すると、20,555円かかっていた計算になります。

恐ろしいほどの電気代になっていました。なので、太陽光発電がない場合に比べて12,655円ほどは太陽光発電によるメリットを享受できているかと思います。

太陽光発電分で賄うことができるため大変助かってます。消費量が大きかったとはいえメリットはその分あったということも言えますね。

日照時間が減少した

日照時間が減っていることが、そもそもの発電量減少の要因になりそうです。

過去30日と、過去60日で比べると、25%ほど日照時間が減っているようでした。これは例年と比べても10%ほど低い数値のようで、運悪く発電できなかったことも要因の一つのようです。

参考:気象庁|最新の気象データ

とはいえ、他の月が予想より多めに売電できているのでその部分でカバーできているので許容範囲内かなと思います。こういう月も少なからずあるのは想定通りです。

太陽光発電の方針について

我が家の太陽光発電は余剰買取を行っているため、自家消費としても活用しています。10kWh以上を設置しているため、20年間売電でき、売電価格は14円+税となります。

スマートプランの最も安い価格であるナイトタイムでも、16.3円かかることから、電気を電力会社から買うよりも、自家消費したほうがメリットがある状態になっています。そのため、基本的には昼間に電気を使用することにし、自家消費していく方針です。

今までのオール電化であれば、全て深夜料金(ナイトタイム)を使用したほうが良かったのですが、我が家では逆転しています。昼間に活動するのでこちらのほうがやりやすいので助かっていると思います。

2020年以降でも、太陽光発電は自家消費を考えるとトータルで得します。詳しいことは以下の記事でまとめています。

最後に

11月の売電価格は予想よりも低い値になってしまいました。それには以下の2点の理由がありました。

発電量が下がった理由
  • 電気の消費量が大きくなった
  • 日照時間が減少した

とはいえ、消費量に対するメリットは十分に享受できており、それほど悪かったわけではない、と言えるかなと思います。

日照時間についてもシミュレーションに対しては低かったやけですが、他の月が高くなっているのでトータルでは許容できるレベルになってます。

今のところ、トータルで見れば太陽光発電は予想よりも良い結果が出ていますね。またこれからも定期的にウォッチしていきます。

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