どうも、なすくすです。
『家の広さ』はどのくらいが一番良いかって結構難しいテーマですよね。
広い家にも憧れますが、小さい家のほうがコストパフォーマンスは高くなるし使い勝手が良いかもしれない。一概にこれが良い!というのは難しく、個人個人で違うよねって結論になることが多いです。そんなんじゃあ全く分かんないですよね。
そうなると、コストが許す限り、土地が許す限りの家の広さというところに落ち着きそうです。
今回は家の広さで悩んだ僕の経験から以前、『家の広さ』についての記事を書きました。このくらいが一番満足度が高い&コスパが良いということをある程度絞った形の結論として述べさせていただいています。詳しくは以下の記事をご覧ください。
以前の記事ではある程度の範囲でこのくらいが良いかなという話をしましたが、今回はわが家の間取りをもとにこのくらいあったほうが良いと僕が考えたことについて具体的に述べていこうと思います。
絶対的な答えではなく、あくまで僕個人の考えではありますが、ご参考になるかと思い、紹介させていただきます。
わが家の理想の広さと実際の広さ
わが家を設計する際に考えた各部屋の大きさを載せておきます。
まずは間取り設計前に最初に考えた広さは以下のようになっていました。これである程度家の広さが決まりますね。
- LDK :10坪(20帖)
- 子供部屋 :6坪(6帖×2)
- 主寝室 :4坪(8帖)
- WIC :2坪(4帖)
- 玄関 :1.5坪(3帖)
- 階段 :3坪(1.5坪×2)
- お風呂 :1.25坪(2.5帖)
- 洗面室 :1.25坪(2.5帖)
- トイレ :1坪(2帖)
- 2階ホール :1坪(2帖)
合計:28.5坪(57帖)
これは2階建てを想定しているので階段や2階ホールなども入れています。廊下についてはほとんど考えられていないですが、これはできる限り少なくするという方針でした。
最終的な広さは以下になりました。
- LDK :11.1坪(22.17帖)
- 子供部屋 :6.1坪(13.33帖)
- 主寝室 :4坪(8帖)
- WIC :0.75坪(1.5帖)
- 玄関 :2坪(4帖)
- 階段 :0坪
- お風呂 :1.25坪(2.5帖)
- 洗面室 :2坪(4帖)
- トイレ :1.25坪(2.5帖)
- 2階ホール :0坪
- その他(収納・廊下):6.1坪(12.2帖)
合計:34.6坪(69.2帖)
比較してみると以下のようになりました。
その他については、設計前の広さでは収納を全体の10%ほど確保するという意味での数値となっています。設計前に比べて実際は平屋になっているので階段や2階ホールは0坪になりました。その分ほかの部屋を広くしているので、トータルとしては同じくらいになっていますね。
理想的な広さを確保できたので結構満足できてます。
間取りの詳細については以下の記事にまとめていますので参考にしてください。
わが家で考えたこと
わが家の間取りの各部屋の広さを考えたことについて紹介します。
LDK :10坪(20帖)⇒22帖
LDKはリビング・ダイニング・キッチンを一つの空間として使う間取りのことですね。ほとんどの家はこの形態かなと思います。
LDKで大体イメージする間取りは以下のような感じですね。
これで16帖ですね。対面キッチン+ダイニングテーブル+ソファ&テレビという基本的な構成なら、16帖くらいは必要そうですね。
こちらで14帖になります。ソファを置くスペースが結構少なめになりますね。
仮に14帖以下であってもLDKの使い方によっては問題ないかもしれません。例えば、以下のような使い方ができますね。
- ソファを廃止してダイニングテーブルでもくつろげるようにテーブルとイスを変える。
- ダイニングテーブルを廃止してリビングのローテーブルをダイニングとしても活用する。
- ダイニングテーブルを廃止してキッチンのカウンターで食事をする。
ダイニング兼リビングにするとすると、イメージ的にはこんな感じになります。椅子がソファーみたいですね。全体的にテーブルやイスを低めに作れば問題なさそうです。
とはいえ、わが家は広めにしようと考えました。
LDKは家の中で一番いる時間が多いと考えて一番大きくしたいと考えました。
また、平屋にすると考えてから1階の広さの制限がなくなったので、一層リビングを大きくなったように思います。
また、客間や和室は絶対に使わないことが分かっていたので採用しませんでした。その分LDKとして大きめにしました。和室は無くても、畳がほしければ置き畳を入れれば良いので個人的には不要と考えています。この辺りは考え方次第かなと思います。
LDK+和室を合わせた22帖の間取りだと、以下のような形になりますね。LDK自体は16帖となっていますが、広さ的には十分かと思います。
使い方として以下の点を満足できる広さであればよいと考えています。特に変わったところはないと思います。
- テレビ+ソファ
- ピアノを置く
- 子供の勉強机を1つおける
- 対面キッチン
リビングで子供が勉強するかどうかは結構最近の流行りのようで、わが家もそれに乗っかっている形になります。ただ作り付けの机にはしていません。普通のデスクを置く予定です。
ソファについては2人掛けのものを使っているので小さめです。そのためかリビングも結構広めに使えています。
わが家で使用しているソファについては以下記事をご参考にしてください。
子供部屋 :6坪(6帖×2)⇒12帖
学習机とベッドを置くスペースが必要なので、理想的には1部屋6帖くらいはほしいかなと考えていました。
では、実際はどのくらいの広さがあれば学習机とベッドを置けるかを考えてみます。
学習机の標準サイズが一般的には幅1000mm×奥行600mmが多いようです。またシングルベッドは幅970mm × 長さ1950mmとなりますね。6帖のサイズは3640mm × 2730mmなのでベッドと机を置いても結構余裕があります。本棚とか衣類棚とか他のものも置ける余裕がありそうです。
4.5帖であれば2730mm × 2730mmとなるので、ベッドを置くとベッドと壁の隙間は780mmになりますね。厳密には壁の厚みがあるのでこれよりもう少し小さくなります。また、机とベッドの間は760mmですね。壁の厚みがあるのでこれも実際はもっと狭くなりますが、カラーボックス程度のものなら置けそうです。
4.5帖でも部屋としては問題なさそうですが、6帖あるほうがゆとりある使い方が出来そうです。
子供部屋は理想としては1部屋6帖ほしい(願望)
とはいえ、実際は1人部屋(5.3帖)+2人部屋(7帖)となっています。6帖よりは小さめですね。2人部屋は一人当たり4帖ないくらいです。
3帖 :机とベッドがギリギリ置ける
4.5帖:机とベッドが余裕で置ける
6帖 :机とベッドに加えて本棚などが余裕で置ける
主寝室 :4坪(8帖)⇒8帖
ベッドを2つ入れて、デスクとチェアを置けるくらいのスペースがほしいのでこの広さになっています。8帖のサイズは3640mm × 3640mmになります。
ここに幅970mm × 長さ1950mmのシングルベッドを部屋の真ん中に入れるとすると、両側は850mmの余裕があることになりますね。仮に、幅1200mm × 長さ1950mmのセミダブルベッドを入れたとすると、両側は620mmになりますね。通路スペースとしてなら余裕があると思います。
またベッドと壁の間は1690mmのサイズもあります。デスクとチェアを置いても余裕がありますね。
もし主寝室が6帖の場合はベッドと壁の間が780mmしかなくなるので、ここには奥行が小さいデスクでないかぎりは置けなくなりますね。ただ、横に置くことができれば問題なく使えるように思います。ただ、置けるデスクのサイズは限定されます。また、反対側の壁に収納などがあれば結構厳しいかもしれません。
6帖 :シングルベッドが2つ置ける+デスクがギリギリ置ける
8帖:シングルベッドが2つ置ける+デスクが余裕で置ける
WIC :2坪(4帖)⇒1.5帖
2帖~4帖あたりがよく見る広さかなと思います。4帖ともなると部屋くらいのサイズになるのでかなり大きいですよね。ファミリークローゼットとして大きなクローゼットを作る場合はこのくらいの広さになるかもしれません。
個人的にはWICを作るなら広いものがほしいと思っていました。ただ、収納効率は悪くなるので絶対欲しいとは思っていませんでした。収納効率については別の記事で書いていますので、こちらをご覧ください。
最終的には1.5帖のWICとなっています。たぶん、あまりこの広さにする人はいないんじゃないかなと思いますが、結構便利だったのでこの広さでも現状では満足しています。
詳細は別の記事で紹介します。
玄関 :1.5坪(3帖)⇒4.5帖
玄関は家の顔でもあるので大きくしたいところですが、他の部屋に予算をかけたいので小さくしたくもありますよね。
とはいえ、玄関には玄関にしかできない機能も盛りだくさんで要望も意外に多かったので結構間取りを作るときは悩みました。例えば土間収納やシューズボックスなどですね。そのあたりの経緯は以下の記事にまとめていますので、参考にしてください。
最終的には4.5帖くらいの広さにしました。最低限の機能を考えれば3帖あれば十分かと思いますが、0.5帖の収納と1帖の土間収納を作ったことで当初より大きくなりました。
土間収納はドアなどで区切ってしまうと玄関が狭くなってしまうので、基本的にはオープンにして、必要に応じてロールカーテンで仕切れるようにしています。こうすれば、玄関を広めに使うことができるようになります。
階段 :3坪(1.5坪×2)⇒0帖
2階建てを想定していれば階段部分に面積を使う必要がありますね。この部分は空間的にもったいないので、トイレにしたり、物入れにしたり、窓を設置したりとするので純粋な階段ではないかもしれません。
わが家は平屋にすることで階段を0にすることができ、広さを別に振り分けることができるようになりました。平屋のメリットですね。
お風呂 :1.25坪(2.5帖)
一条工務店の場合ですが、お風呂は1坪と1.25坪の選択肢がありました。1坪で良いかと思っていましたが、体験宿泊後に考えを変えました。
体験宿泊をしたときの風呂が1坪だったのですが湯船が大きいせいか洗い場に狭さを感じました。なので、お風呂の形状などが影響するので一概に数字的な広さだけではないので体感してみるのがよさそうです。
結果的には、1.25坪で満足です。
洗面室 :1.25坪(2.5帖)⇒4帖
洗面室となっていますが、脱衣室も兼ねているので、洗面脱衣室が正しいかも。機能としては、洗面+脱衣+洗濯機+物干し場といった感じですね。
洗面室は家族が多いと朝とかに混み混みになることがありますよね。なので広いほうが良いのだけど、当初は最小限の広さがあればよいと考えて、2.5帖にしていました。これでもかなり十分かと思いますが、わが家はスロップシンクを置いたのと、回遊性を持たせるためドアを2つ付けた関係で4帖になりました。
生活動線がよくなったので広くなった意味はかなりあったかなと思います。詳しくは以下の記事で紹介しています。
トイレ :1坪(2帖) ⇒ 1.25坪(2.5帖)
トイレに広さは求めていませんでした。階段下の余ったスペースとかの間取りも結構多いですよね。わが家も特に広さは求めていません。1坪でもかなり大きく、0.75坪でもよいかもしれません。ただ実際は、1.25坪の広さになっています。
これは単に大きめの手洗い場が欲しかったという理由だけでしたが、実際に使用してみると子供の世話とかが広いほうがやりやすいというのがあります。実家などには1坪のトイレがありますが、1.25坪と比べると全然手狭感があってやりにくさを感じます。
なので、1.25坪は贅沢ではありますが、広いことでのメリットも大きいと思うので1回検討されてみるのをお勧めします。1回検討してしまうと、1坪に戻したくなくなってしまうかもしれませんが。
2階ホール :1坪(2帖)⇒0帖
平屋になったので当然ですが、無くなりました。これも廊下と同じ考えで良いかと思います。
2階ホールを第2のリビング(セカンドリビング)にしたり、机や本棚を置くことで活用できる空間にすることもできますね。有効活用は無限大だと思います。
収納・廊下:3.4坪(6.8帖)⇒12.2帖
収納は家全体の10%くらいあればよいというのが基本的な考え方になります。なので30坪の家であれば、3坪は収納である必要があるということですね。
これはあくまで目安で、その人が持っているものの量をちゃんと収納できることが大事ですね。その前に自分の持ち物を見直すのも必要かも。
収納スペースについては以下の記事でまとめていますので、ご参考にしてみてください。
また、間取りの関係上、廊下を作りました。廊下は基本的に通るだけの空間なのでできる限りないほうが良いですよね。ただ、廊下にも役割はあって、LDKと私室を分けることもできます。自分の部屋の隣がリビングとかだとうるさかったり、こちらの音が漏れたりで、プライバシー確保が難しくなりますよね。
共有スペースと私的スペースを分離するためにも廊下はある程度あったほうが良いとは思います。廊下については以下の記事でまとめていますのでご参考に見てみてください。
最後に
わが家の家の広さについて僕がどのように考えていたかについて紹介しました。
素人考えではあるので建築関係の方の間取りの考えはもっと柔軟性があるのではないかと思いますが、ある程度施主としても考えを持っていたほうが良いかと思います。そういう意味で、今回の記事を参考にしてもらえれば幸いです。
家の広さについて、どのくらいなら満足度が高いかについて調べた結果について以下の記事で紹介していますので、ご参考までにご覧いただければと思います。
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