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プロが教える!注文住宅で選んではいけない間取り11選

どうも、なすくすです。

一昔前までは注文住宅についての情報収集をしようと思ったとき、本やテレビなどでしかなかなか得られませんでした。ましてや、プロの建築士の方のノウハウや情報を得ることは難しかったですよね。

ただ、最近(ここ数年)はYoutubeなど始めとしてブログ、SNSを使って、プロの建築士や住宅関連の方々が情報発信されていることが増えましたよね。

そういうプロの方々は自分が注文住宅を建てるんだったらこれは選ばないなというような、お客さんには直接的には言えないような間取りや住宅設備を紹介してくれていたりします。

なすくす

これから注文住宅を建てる人にとっては非常に有益な情報が簡単に手に入りますね。

ただそれらの情報をすべて閲覧するのは非常に時間がかかりますし、網羅的に確認するのはとても難しいと思いおます。そこで、プロの建築家の方や、元ハウスメーカーの方など、プロの目線で良くない・後悔する間取りとして紹介しているものを僕が勝手ながら収集して、本ブログで紹介します。

可能な限り網羅的に集め、なぜ良くない間取りなのか、という点も含めて紹介したいと思います。

本記事のご参考になる方は以下のような方になります。

本記事のご参考になる方

・間取りを検討中の方

・これから家づくりを進めたい方

・間取りについてプロの方の意見を知りたい方

ここで紹介する間取りはプロの方の個人の意見も含まれます。当然ですが、プロの方でも反対の意見を持っている方もいらっしゃるので、100%絶対にダメというわけではなく、あくまでデメリットを受け入れたうえで採用するればよいと思います。本記事で紹介する間取りを否定する意図はなく、検討する前に知っておいたほうが良いことを参考として紹介させていただいています。

目次
家づくりを始める方に読んでほしい記事

これから家づくりを始めるという方にまず読んでいただきたい記事です。
複数のハウスメーカーから間取り提案資金計画一括資料請求する方法について紹介しています。

家づくりを始める方に読んでほしい記事 >>

ルーフバルコニー

ルーフバルコニーは、以下の写真のようなバルコニーのうち、階下の屋根をバルコニーとしたものですね。

ルーフバルコニーとは?

ルーフバルコニーとは、階下の屋根をバルコニーとしたものです。単にバルコニーという場合は2階以上にある張り出したスペースのことですので、ルーフバルコニーはその中でも階下の屋根になっているものをいいます。

ルーフバルコニーを採用する上でのメリットは、日当たりを確保できることで庭のように活用することができる点でしょうか。プライベートを確保しつつ、イスやテーブルを置いて優雅なティータイムもできるかもしれません。

では逆にデメリットは何でしょうか。

デメリット

・将来雨漏りする可能性が高い

・中途半端な大きさだと、使い道がない(布団干すのくらい)のにコストが高い

将来雨漏りする可能性が高い

ルーフバルコニーは要は屋根と同じであるので、雨に直接影響を受ける部分になります。

こちらは多くのプロの方が指摘されていましたが、ルーフバルコニーには雨漏りリスクがあるようです。もちろん雨漏りしないように施工されていれば問題ないですが、施工が甘いと雨漏りになるリスクが高まるようです。またやはり雨などで劣化していくので、後々で問題になることも多くなるようです。

使い道がない(布団干すのくらい)のにコストが高い

使い道がかなり限定的で、だんだんと使わなくなることが多くなるようです。最初のうちは綺麗なので使おうと思うかもしれませんが、だんだん汚れてくるとあまり使いたくなくなるようです。

布団干しに使う方もいると思うので、使い道はあるとは思いますが、それだけのためのコストとしてはかなり大きいという指摘もあります。バルコニーは施工面積に含まれるため、家の価格に反映されます。小さいバルコニーでも数十万はかかると思われ、数十万の布団干しと考えるとかなり高い気がします。

これはルーフバルコニーに限らず、普通のバルコニーやベランダにも同じことが言えます。

どうしても環境的に太陽光が得られない場合を除いて、本当に必要かは検討したほうが良さそうです。

POINT

・ルーフバルコニーは採用しないほうがよい。

・採用するなら、洗濯物・布団干し以外の使い道とコストを考える

洗濯や布団はどこに干せばよい?

洗濯物であれば、乾燥機を使うか、部屋干し+除湿器で良いと思います。どうしても外に干したい場合は1階に物干しスペースを作って干してもらうしかなくなりますね。

布団を干す場合は、既製品の布団干しを使うとよいと思います。

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トイレがリビングと直に隣接

トイレの位置がリビングと隣接している間取りは以下のデメリットがあります。

デメリット

・リビングに臭いが漏れる

・リビングに音が響く

トイレの音はドア1枚くらいでは防ぐことが難しく、かなり音は漏れると考えたほうが良いです。

また、リビングはダイニングに隣接していることも多く、食事中にトイレの臭いがするとすると気分良くないですよね。

なので、トイレの位置というのは非常に重要で、特にリビングに隣接している場合は注意が必要です。できれば、廊下などリビングとの間に他の空間を挟むのがおすすめです。ドア2枚くらい挟めれば、音やにおいの影響をかなり排除できるようです。

POINT

・トイレとリビングの間に他の空間を挟むだけでも、音と臭いの影響をかなり排除できる。

リビングが吹き抜け

リビングが吹き抜けであると広々として解放感が出るので、非常に人気の間取りですよね。

ただ、リビングが吹き抜けである場合のデメリットは以下になります。

デメリット

・断熱気密が高くないと寒い

・天井の照明などの清掃や取り換えは自力では無理

・部屋数が減る

・日光が入りすぎる、夏は室内がオーバーヒートになる

・音と臭いが広がる

・断熱気密が高くないと寒い

断熱気密性能が低い場合は、暖かい空気が上のほうに行ってしまって、下のほうでは寒い空気が滞留するようになり寒く感じることがあるそうです。また、暖房してもなかなか温まらないことも多いようです。

吹き抜けにするのであれば、北海道レベルの断熱気密性能はあったほうがよいでしょう。高断熱高気密を謳っているメーカーでもそれほどではない可能性が高いので、注意が必要です。

一条工務店で家を建てる場合は温度差があまり出ないため、吹き抜けでも問題ないと思います。

・天井の照明や窓などの清掃や取り換えは自力では無理

吹き抜けの天井は2階の天井くらいになるため、自力では手が届きません

ですが、天井の照明や窓、シーリングファンなどについた埃など清掃などをしたい場合は自力で行うことは危険なので難しい場合が多いと思います。柄の伸びる掃除道具を活用するなど、工夫が必要そうです。

また、照明の取り付け・交換などは専門の業者にて足場を組んで行うこともあるため、費用が高くなるケースが多いようです。業者や内容にもよりますが、数万円くらいかかることもあるようです。

吹き抜けにする場合はメンテナンスのこともあらかじめ検討しておくことが大切そうですね。

・部屋数が減る

これはシンプルに吹き抜けになっている分、そこに空間が開いているということなので、その分の部屋が減ってしまいます。ただ、部屋が減っただけではなく、その何もない空間も施工面積に計上されることがあるため、何もない空間にお金を払うことにもなります。

本当に部屋として使わなくてもよいのか、何もない空間に価値を見出すかの違いを意識したほうがよさそうです。

・日光が入りすぎる、夏は室内がオーバーヒートになる

吹き抜けにして、2階部分に窓をつけることで開放的で明るいリビングが作りやすくなります。

ただ、夏になると太陽を直接照らされた場合、非常に熱くなることがあります。そのため、夏はカーテンを閉めてしまうケースもよくみられるようです。せっかく吹き抜けにして明るいリビングにしようとしたのに、カーテンを閉めてしまうのはもったいない気もします。

ただ、それ以外の季節であればカーテンを開け放すことはできるため、夏だけはカーテンと割り切れるのであれば問題はなさそうです。

・音と臭いが広がる

吹き抜けは2階の各部屋とつながっていることが多く、リビングでの音やキッチンからの臭いなどが直接的に影響を与える可能性があります。リビングで見ているテレビの音が、2階の寝室に聞こえるといったこともあるかもしれません。

ある程度は想定していたとしても、思っていたよりも音が響いたりすることもあるようなので、吹き抜けから寝室を遠ざけるなど注意して設計する必要がありますね。

POINT

・吹き抜けを採用する場合は、高気密高断熱にする

・掃除や照明交換などのメンテナンスのことも考えておく

・窓からの太陽光や、リビングからの音や臭いへの対応策を考える

リビング階段(リビングの中にある階段)

リビング階段は2階に上がる場合も必ずリビングを通る必要があるので、子供と顔を合わせやすい特徴がありますね。また吹き抜けとも相性が良くおしゃれでもあり、セットで設置されることもあります。一条工務店でもよく見る間取りですね。

ただ、リビング階段のデメリットは以下になります。

デメリット

・2階からの寒い空気が下りてくる

・2階に行く場合、リビングを必ず通る必要がある。(子供の友達と顔合わせるかも。)

2階からの寒い空気が下りてくる

こちらも吹き抜けと同じで、断熱気密性能が高くない場合は2階と1階の温度差によって、2階の寒い空気が1階に降りてくる(コールドドラフトという)現象が起きる可能性があります。

そのため、どれだけ暖房をしても暖かい空気は2階に行き、1階はいつまでも寒いままという状態が起きてしまいます。

こちらも吹き抜けと同じように、高気密高断熱にすることで解決することができます。

2階に行く場合、リビングを必ず通る必要がある。(子供の友達と顔合わせるかも。)

また、リビング以外に階段がある場合だとリビングでくつろぐ人に会わずに2階に行くことができますが、リビング階段の場合は必ず顔を合わせる必要があります。プライバシーが低くなることがあるので注意が必要です。

子供とのコミュニケーションを目的としている場合も再考したほうが良いかもしれません。リビング階段でコミュニケーションがとれるほどの効果は本当にあるでしょうか。子供とのコミュニケーションの取り方はいろいろあります。あえて、リビング階段にしないといけないケースなんてあるかはよくよく考えましょう。

POINT

・リビング階段を採用する場合は、高気密高断熱にする

・子供とのコミュニケーションのためなら、リビング階段は不要かもしれない

ファミリークローゼット(ウォークインクローゼット)

ファミリークローゼットとは?

家族全員の衣類などを収納するためのスペースです。家族のものを1か所に集約できるので家事同線としても便利で人気です。一般的には、ウォークインクローゼットのことです。

家族の収納が1か所だと、洗濯物を取り込んだ際に片付ける場所が1か所になるので、家事動線としてもシンプルになり楽になるメリットがありますね。

一方、ファミリークローゼット(ウォークインクローゼット)のデメリットは以下になります。

デメリット

・ある程度のスペースが必要

・無駄な空間が多い

・プライバシーが確保できない。

・子どもがいなくなると、無駄に大きな納戸と化す

ある程度のスペースが必要

どれだけの広さにするかは家によって異なると思いますが、多くの場合は3~5畳程度になるようです。1階にファミリークローゼットを採用した場合、1階にはLDKやランドリールームなど他のスペースを削ることになることがあります。

2階の各部屋ごとにクローゼットを作ったほうが良い場合も多いかと思いますので、1階にある程度スペースを作成する場合は注意が必要です。

無駄な空間が多い

ウォークインクローゼットは、普通のクローゼットに比べて、収納スペース以外の人が出入りするためのスペースが必要になるため、その分収納できる量は減ることになります。なので、ウォークインクローゼットはその大きさに比べて収納力が思ったほどあまりないことが多いです。

狭い空間にできるだけ収納できるようにするのであれば、ウォークインクローゼットではなく、普通のクローゼットのしたほうが良い場合がありますので、収納全体のバランスを考える必要が出てきます。

プライバシーが確保できない

これは考え方にもよりますが、子供が大きくなった場合は自分の部屋で着替えができたほうがよい場合があると思います。

子どもが小さいうちは親が服を準備するかもしれませんが、子供が大きくなれば皆がそれぞれ服を選ぶことになりますね。単純に狭くなりますし、そもそも服選びは自分一人でやりたい、親に見られたくない、なんてこともあるかもしれません。

子どもがいなくなると、無駄に大きな納戸と化す

子どもが巣立つまではファミリークローゼットを役立てることはできると思いますが、子供がいなくなった場合は不要な量のクローゼットになるため、その後に何に活用していくかも考える必要があります。

POINT

・ウォークインクローゼットの収納力は広さほどはない

・クローゼットの大きさは全体の収納力のバランスを見て考えよう

・子供が大きくなった時の利用シーンをあらかじめ考えておこう

ちなみに、わが家は1.5畳と狭いファミリークローゼットを作成しました。最小限で狭いながらもかなり便利でよかったので下記記事で紹介しています。

ファミリー玄関(ウォークスルー型シューズクローク)

ファミリー玄関(ウォークスルー型シューズクローク)とは?

ファミリー玄関は、来客用の玄関とは別に用意した玄関で、来客用玄関の横にシューズクロークを兼ねて設置されることが多い間取りです。そのような間取りをウォークスルー型シューズクロークとも言います。

来客用玄関を汚さず使用することができるので、来客用玄関をきれいに維持できるメリットがあります。

一方で、ファミリー玄関(ウォークスルー型シューズクローク)のデメリットは以下になります。

デメリット

・広いスペースが必要になる

・結局来客用の玄関を使うようになる

・動線が複数になる

広いスペースが必要になる

ウォークスルーの場合は人が通れるスペースを確保する必要があり、収納スペースと合わせると2~3畳ほどのスペースは最低でも必要になってくると思います。逆にここを狭くしてしまうと通路が狭くなり使い勝手が悪くなります。そのため可能な限りスペースを確保する必要があります。

そのため、来客用玄関と合わせてファミリー玄関を確保しようとすると玄関でかなりのスペースを確保することになります。

動線が複数になる

動線とは人が移動するための通路のことです。

来客用の玄関とファミリー用の玄関の2つがあるということは2つの動線ができることを意味しています。その場合、2つの通路が必要であり、そのための空間を開けておく必要が出てきます。

通路になってしまうと、そこに物を置いたり収納することができなくなるので、スペースに無駄が発生してしまいます。無駄なスペースを作っていまうと、不要なコスト増にもつながります。

結局来客用の玄関を使うようになる

ファミリー玄関は、来客用の玄関と比べて遠回りの動線になることがあります。

玄関を毎日使う場合は、その遠回りの動線がだんだん面倒になってくるので、来客用の玄関を使用する回数も増えてくるでしょう。最終的にはファミリー玄関を使用せず、来客用玄関のみ使用しているケースもあるようです。

来客用の玄関は来客が多い場合は活用シーンも多いですが、自分たちしか使う機会がないのであれば、結局は自分たちで使ったほうが良いと思うようになりますね。

POINT

・ファミリー玄関を採用するなら広いスペースを確保しましょう。

・来客が少ない場合は、ファミリー玄関を使用しなくなる可能性があります

天窓

天窓とは?

天窓は天井に着ける窓のことです。明かりを直接室内に取り込めるので、明るい部屋にしやすいメリットがあります。

一方で、天窓のデメリットは以下になります。

デメリット

・雨漏りのリスクがある

雨漏りのリスクがある

天窓は屋根に穴をあけてそこに窓を設置する以上、どうしても雨漏りのリスクにさらされます。

もちろん雨漏りしないように施工はするのでいきなり雨漏りするようなことはないですし、施工技術も上がっており昔よりは雨漏りしにくくなっていますが、やはり雨漏りのリスクはなくなっていないのが現状のようです。

なので、天窓を採用する場合はハウスメーカーの施工技術があるかどうかを見ることと、本当に天窓にする必要があるかどうかはしっかり考える必要がありそうです。

POINT

・雨漏りしない施工技術があるかどうか

・雨漏りのリスクがあっても採用したい理由があるかどうか

和室(来客用)

最近は採用する人も減っているそうですが、来客用の和室ってありますよね。

来客用の和室のデメリットは以下の通りです。

デメリット

・物置になる可能性が高い

・家具が置きにくい

物置になる可能性が高い

来客が来る際は使いますが、それ以外は使い道があまりないですよね。

なので、ちゃんと使い道を考えないと、物置として使う以外に利用機会がなくなってきがちです。

家具が置きにくい

和室に床の間などがある場合は家具を置く場所に制約ができる場合がありますね

また畳敷きなので家具を置くとへこむ可能性があります。和室は和室としてそれに見合った家具のみを置くのであれば問題ありませんが、洋室と同じように使うのは難しいかもしれませんので、それを考えておきたいですね。

POINT

・客室以外の利用価値が見いだせれば採用してもよい

玄関ホールがない

https://obatakei.co.jp/selcohome/building_case/009/index.html

通常は玄関ホールとリビングの間にはドアが設置されていることが多いですが、玄関ホールをなくして、玄関とリビングを直接つなげる間取りも最近は出てきますね。

ただ、玄関ホールがない場合は以下のデメリットがあります。

デメリット

・リビングが寒くなる

リビングが寒くなる

玄関は寒くなります。ドアの断熱性能が高くなり昔よりはマシになっているとはいえ、玄関とリビングの間にドアが設置していない場合は、玄関の寒さが直接リビングに影響します。

1枚でもドアを挟んでいれば寒さの影響を下げる必要がありますが、そうでない場合は寒さに要注意です。

POINT

・玄関とリビングの間にドアが挟まっていない場合は寒くなる

小上がり和室

小上がりというのは膝丈くらいの段差のことです。最近では和室の代わりに小上がりの和室を採用することがあります。

小上がり和室のデメリットは以下になります。

デメリット

・お掃除ロボットが使えない・バリアフリーに向かない

・子供が落ちる可能性がある

・リビングが狭くなる

お掃除ロボットが使えない・バイアフリーに向かない

小上がりになっているので段差があります。上り下りが必要になってくるので、お掃除ロボットが小上がりの和室を掃除できませんね。また、将来バリアフリーにする場合は、小上がりの部分をリフォームすることになったりと、バリアフリーには向かない間取りになってしまいます。

子供が落ちる可能性がある

段差は大した高さではありませんが、子供にとっては大きな段差です。

段差から落ちたり、つまずく原因にもなるので、子供が落ちないように注意する必要があります。なので子供から目が離せなくなります。子供が小さいうちは採用しにくい間取りかもしれません。

リビングが狭くなる

小上がりがあるので、その分リビングスペースは狭くなります。

小上がりがなければその分、リビングやダイニングが広く使えるので、小上がりにしない方が良かったと思う方も出てきますので、リビングの広さのバランスを考えた方が良いですね。

POINT

・お掃除ロボットが使えなくてもよいか考える

・子供には危険かもしれないので、小さい子がいるうちは注意

・リビングの広さとのバランスを考える

勝手口

勝手口のデメリットは以下になります。

デメリット

・寒くなることがある

・勝手口を壁にして収納にしたほうが便利だった

・泥棒に狙われやすい

・外構費がかかる

寒くなることがある

玄関は寒くなることがありますが、勝手口も同様です。ドアにはガラス窓が設置されている分、壁に比べれば断熱気密性能は低くなります。そのため、勝手口付近の気温が低くなります。

勝手口を壁にして収納にしたほうが便利だった

勝手口になるとその前に荷物を置くことはできなくなりますね。勝手口の代わりに壁になっていれば、そこに収納棚を設置することができるかもしれません。また、勝手口の外側にもスペースが必要になるので、設計上の制約が増えてしまい、間取りの自由度が下がりがちになりますね。

泥棒に狙われやすい

勝手口は玄関ドアに比べるとあまり性能が高くないことが多く、泥棒はそこを狙ってきます。

防犯性能を高くしようとするとコストも上がるので、そこまでして勝手口が本当に必要かはよく考えた方が良いですね。

外構費がかかる

勝手口から出るための通路やスペースを作ったり、たたき(踏み台)を作る必要があるため、勝手口以外にも費用が増加してしまいます。

POINT

・玄関ほど断熱性能や防犯性能は高くない

・勝手口の代わりに収納スペースにしたほうが便利なことが多い

・費用や間取りの制約ができる。

まとめ

プロが教える!注文住宅で選んではいけない間取り11選と題しまして、選んではいけない理由を紹介してきました。

まとめると、以下が選んではいけない間取りになります。

「選んではいけない間取り」と題していますが、デメリットを知った上でどうしても間取りが採用したい場合は採用してもよいと思います。

あくまで家は自分のもの。他人がどうこういようが自分が良いと思ったら、それでよいと思います。人が後悔するのはデメリットを後から知るからです。デメリットを知った上で、それでも採用したいのであれば、後悔をする可能性は低くなると思います。

事前に知っておいてもらうために、あえてデメリットばかり紹介させてもらいました。

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